2021/06/27
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
他メニューとの併用について
酸熱トリートメントとヘアカラーを一緒にやりたいです。
縮毛矯正やパーマと併用できるんですか?
併用可能なメニューには2種類あります。
- カラー(白髪染め含む)
- ヘアマニュキュア
- システム(通常の)トリートメント
- 酵素トリートメント
- プレックス剤
- パーマ
- 縮毛矯正
- 新技術の髪質改善
パーマ縮毛矯正は駄目なんですね。残念…
しかし、相性は良いので期間を空ければ併用可能です。
酸熱トリートメントは基本的にどんなメニューでも相性は良いと思っています。
(森越チームが扱うメニューのみ)
しかし、併用したのに効果が台無しなってしまっては意味がありません。
今回は、酸熱トリートメントを年間3000人担当する森越チームが、酸熱トリートメントと併用をするメニューの注意点を詳しく解説させて頂きます。
目次
酸熱トリートメントと併用メニューの相性について
- カラーと相性が悪いという美容師さんもいる
- パーマと相性が悪いという美容師さんもいる
- 縮毛矯正と相性が悪いという美容師さんもいる
美容師さんによって得意、不得意があるので180度意見が異なる場合もあるのです。
つまり、酸熱トリートメントと相性の良いor悪いメニューに関しては正解がないと思ってください。
なるほど、美容師さんによって意見が違うんですね。
でも、森越チームは全メニュー併用可能って言っていましたよね?
そうです!検証によって併用不可能なメニューも併用可能することができたのです。
森越チームは酸熱トリートメント年間3000人担当しています。
これほど支持を受ける理由の1つは、どんなメニューでも「併用可能」または「相性が良い」に変えることができたからだと思います。
カラー毛、パーマ毛、ハイダメージ毛、などあらゆる毛束を使用して、酸熱トリートメントとの相性を調べました。
毛束だけでなく、スタッフやモデルさんの髪でも酸熱トリートメントの検証を繰り返し行ってきました。
- ヘアカラー(白髪染め含む)と併用可能
- ブリーチと併用可能
- ヘアマニュキュア、ヘナと併用可能
- システム(通常の)トリートメント
- パーマと併用可能
- 縮毛矯正と併用可能
全メニュー併用可能にできたのは、長年の検証と努力によるものです!
- 酵素(こうそ)トリートメントと併用可能
- プレックス剤と併用可能
- 新技術の髪質改善と併用可能
ではここからは、酸熱トリートメントと併用するメニュー別の相性や注意点を詳しく解説していきます。
酸熱トリートメントと当日併用可能メニュー
- ヘアカラー(白髪染め含む)
- ブリーチ
- ヘアマニュキュア、ヘナ
- 酵素トリートメント
- システム(通常の)トリートメント
ヘアカラー(白髪染め含む)との併用について
順番は、酸熱→カラー→酸熱
そもそも、酸熱トリートメントは酸性、カラーはアルカリ性と、相反する成分同士のため相性が悪いです。
さらに、酸熱トリートメントの主成分「グリオキシル酸」という成分が、カラー薬剤と非常に相性が悪いので、色落ちを悪化させてしまいます。
そのため、酸熱トリートメントとカラーを併用不可能にしている美容室は多数存在します。
しかし、森越チームは酸熱トリートメントとヘアカラーの同時施術を積極的に行っています。
森越チームはカラー後のPH値のコントロール(後処理)をしっかり行うことで、酸熱トリートメントとカラーの当日併用施術を可能にしました。
酸熱トリートメントとカラーを同時に行うと、カラーのダメージや毛先のパサツキがなくなるので、カラー後の髪のお悩みを完全に払拭することができます。
しかし、100%併用可能と言う訳ではなく、髪質によってどうしても併用不可能な場合もあります。
当日の併用施術が不可能な場合は、期間を空けてからカラーのご案内をさせて頂きます。
技術の進化より、ほとんど色落ちしない酸熱トリートメントが開発されました。
森越チームは、独自の技術だけでなくカラーと相性の良い酸熱トリートメントを何種類か取り入れています。
ブリーチとの併用について
順番は、ブリーチ→酸熱
酸熱トリートメントのPH値を調節して髪への負担を減らせば、ブリーチとの当日併用施術は不可能ではありません。
しかし、ブリーチはかなり強いアルカリ性のため、酸熱トリートメントと併用すると髪に負担がかかります。
ブリーチと当日併用施術する場合は、髪質がしっかりしている方、ダメージがあまり無い方でないと不可能だと思ってください。
当日の併用施術が可能かどうかは、カウンセリングの際、髪質診断をしたうえで決めさせていただきます。
髪の負担が心配な方は7日以上空ければ、問題なく併用可能です。
酸熱トリートメントはブリーチ後の強いダメージを修復するので、併用すること自体はお勧めです。
ヘアマニュキュアorヘナとの併用について
順番は、酸熱→マニュキュアorヘナ
ヘアマニュキュアとヘナは、酸熱トリートメントと同じ酸性なので相性が良く、当日の併用施術は可能です。
しかし、どちらも酸性なので併用すると髪の毛が酸性領域によりすぎて髪質が悪くなってしまう「収斂作用」を引き起こす危険性があります。
そのため、森越チームは髪質の悪化を招く収斂作用を避けるため、髪質に合わせて酸熱トリートメントのPH値を調節しています。
システム(通常の)トリートメントとの併用について
順番は、酸熱→システムトリートメント
酸熱トリートメントは髪表面のコーティング力があまりないので湿気に弱めですが、システムトリートメントは髪表面のコーティング力が高く湿気に強めです。
この両者の性質を活かして、酸熱トリートメント後にシステムトリートメントを行うと、髪表面に油膜を張って湿気に強い髪にすることができます。
酸熱トリートメントと相性は良いけど当日併用不可能なメニュー
パーマとの併用について
順番は、パーマ後→酸熱がベスト
パーマ毛に酸熱トリートメントを行うと、パーマダメージを修復してウェーブを綺麗に見せることができます。
さらに、ダメージによってパーマがかからりずらい髪に酸熱トリートメントを行うと、かかりやすい髪に戻すことができるので相性がとても良いと言えます。
パーマ液と酸熱トリートメントは相性が悪く、当日併用施術すると、どちらの効果も打ち消してしまう危険性があります。
そのため、パーマの効果がしっかり髪に吸着する10~15日は開けないといけません。
パーマ後に酸熱トリートメントをすると、髪質によって一時的にパーマが落ちる場合もありますが、すぐに元に戻ります。
酸熱トリートメントをしたからと言ってパーマが落ちてしまう訳ではありません。
縮毛矯正との併用について
順番は、酸熱→縮毛矯正がベスト
酸熱トリートメントと縮毛矯正は相性が良く、酸熱トリートメントで伸びなかった癖を縮毛矯正で伸ばすことができます。
酸熱トリートメントで縮毛矯正のダメージを補修。
そして、縮毛矯正で癖をしっかり伸ばす。
このサイクルで、実質髪へのダメージゼロでストレートが可能になりました。
酸熱トリートメント後に縮毛矯正をすると髪が傷むという情報がありますが、これは大きな間違いであり、正しい工程で施術を行えば髪が傷むことはありえません。
縮毛矯正の薬剤も酸熱トリートメントと相性が悪いので、最低10~15日ほど期間を空ける必要があります。
しかし、そもそも酸熱トリートメント縮毛矯正は当日併用するメリットは皆無。
むしろ、酸熱トリートメントをした後、期間を空けて縮毛矯正をした方が癖をしっかり伸ばすことができます。
その他メニューとの併用施術
ここでは、森越チームが扱う新技術のメニューとの併用について解説します。
酵素(こうそ)トリートメントとの併用について
順番は、酸熱→酵素
酵素トリートメントは酵素の力で髪に柔軟性を与える最新のトリートメントです。
- 酸熱トリートメントは髪の手術
- 酵素トリートメントは髪のマッサージ
ざっくり説明すると、髪のダメージを酸熱トリートメントで直して、硬くなった髪は酵素トリートメントで直す流れになります。
酸熱トリートメントで得られなかった柔軟性が加わり、髪が完全再生したような効果を発揮します。
プレックス剤との併用について
プレックス剤は海外初の特殊な薬剤です。
ブリーチやカラーとの併用が有名ですが、トリートメントとの併用も可能で、ダメージ修復効果が大幅に上昇します。
順番は、プレックス剤→酸熱
酸熱トリートメントと併用すると、100%の補修を振り切って、元の髪よりさらに丈夫な髪にする効果があります。
ハイダメージ毛、ビビリ毛、エイジング毛などの深刻なダメージがある方には、酸熱トリートメントとプレックス剤を併用することで劇的なダメージケアを発揮可能です。
新技術の髪質改善との併用について
順番は、酸熱→髪質改善がベスト
新技術の髪質改善とは森越チーム独自に展開するメニューで、髪表面のキューティクルを整える効果があります。
酸熱トリートメントとの使い分けは、
- 新技術の髪質改善は髪表面のケア
- 酸熱トリートメントは髪内部のケア
酸熱トリートメントにはできない髪表面のケアを行うことができます。
しかし、当日の併用施術はできないので、併用する際は1週間以上空ける必要があります。
まとめ
併用不可能とされているメニューでも、ちょっとした工夫で併用可能になってしまうことがあります。
つまり、酸熱トリートメントと併用可能メニューは、元々決まっているルールのような物ではなく、担当美容師さんの技術力なんです。
とある美容室にて
酸熱トリートメントと〇〇は併用不可能です。
例としてネット検索やSNSで
- 酸熱トリートメントとカラー
- 酸熱トリートメントとブリーチ
- 酸熱トリートメントとパーマ
↑検索すれば、併用可能にしている美容室が見つかるはずです。
森越チームは全メニュー酸熱トリートメントと併用可能です!
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