2021/11/25
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
本記事の内容はこちら
- ブリーチをして後悔する原因
- ブリーチをやめて元の髪に戻す方法と注意点
- ブリーチに向いている髪、向いてない髪の特徴
- 後悔しないブリーチでカラーを楽しむ方法とは?
以上の内容を徹底解説します。
「ブリーチは人を選ぶ」と感じてる方も多いはず。
しかし、それは全くの誤解で、ブリーチは性別世代を選ばずだれでも似合わせることが可能です。
もし、ブリーチをして後悔するようなことがあれば、それは「美容師さんの失敗」か「セルフブリーチ」のどちらかだったと言うことです。
ブリーチはカラーとオシャレを楽しむ方法の1つです!
後悔しないブリーチとはなにか?年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが詳しく解説します。
目次
ブリーチで後悔する原因!美容師の説明不足
- 髪が明るすぎる、派手過ぎる
- 希望の色と全然違う
- 一瞬で色落ちした
- ケアブリーチなのに髪がバサバサ など
↑ブリーチをして後悔する方の多くが、担当美容師さんの説明不足が原因だと思います。
結果とメリットしか説明していない
とある美容室でのやりとり
こんなカラーをしたいです。
それならブリーチ1回でできますよ。あとケアブリーチなら髪が傷みません。
では、お願いします!
- 髪が明るすぎる、派手過ぎる
- 希望の色と全然違う
- 一瞬で色落ちした
- ケアブリーチなのに髪がバサバサ など
↑結果、ブリーチをして後悔
あくまで例ですが、ここまでの流れは100対0で美容師さん側に責任があります。
なにが問題であったか?
ブリーチには数多くのデメリットがある
- 日本人の髪はハイトーンの色落ちが非常に早い
- 髪質によってハイライトは失敗リスクが上がる
- 少しでも伸びるとプリンが目立つので定期的にブリーチをする必要がある
- ケアブリーチでも髪は傷む
- パーマや縮毛矯正がかからなくなる可能性がある
- 髪の毛が髪の毛でなくなる? など
ブリーチのデメリットは、ブリーチ初心者の方にこそしっかりお伝えしないといけません。
初めてブリーチを行う方であれば、SENJYUチームはいつも以上にカウンセリングを入念に行います。
なぜなら、初めてブリーチを行うお客様は、理想の髪色だけイメージしていて、ブリーチのデメリットを詳しく知らない場合が多いからです。
しかし、これは当然の話で、お客様はネットやSNSの画像&動画で見た情報しか知らないので、ブリーチのデメリットを詳しく知る手段がほとんど無いのです。
つまり、美容師側がお客様にブリーチのデメリットをしっかりをお伝えしないと、デメリットが原因で後悔することになるのです。
- ブリーチ〇〇回で可能
- ブリーチ無しでもできる
- 綺麗なカラーになりますよ!
もし、理想しか言わない美容師さんがいたら、本当のプロではないと思っています。
「デメリットを後から知った」では手遅れなので、事前にデメリットや注意点しっかりお伝えしないといけないのです。
ブリーチorカラーで終わりではない
もしアフターケアを怠ると…
- 一瞬で色落ちする
- 色落ちすると汚い色になる
- 髪のダメージが悪化していく
- 断毛、切れ毛になる など
綺麗なブリーチを維持し続けるには、アフターケアもしっかり行う必要があります。
そもそも、ブリーチは失敗確率が高い
- 髪が激しく傷んだ
- 激しい色ムラになった
- 頭皮が痛んだ
ブリーチの失敗で後悔するケースは、そもそも美容師さんの技量に問題があります。
近年はケアブリーチが話題ですが、ブリーチの難易度を下げるものではありません。
今も昔も、ブリーチは非常に難易度の高いメニューであるため失敗される事例が後を絶たないのです。
失敗されて後悔することだけは無いように、美容師さん選びに気を付けましょう。
ブリーチをやめて元の髪に戻す方法
「ブリーチ毛は簡単に元に戻せない」これもブリーチのデメリットの1つです。
ブリーチ毛は暗い髪に戻してもすぐ元に戻ってしまうので、ブリーチをやめるのは意外と難しかったりします。
しかし、注意点をしっかり守れば簡単にブリーチをやめることができます。
ブリーチを安全に、確実にやめる方法を詳しく解説した別記事があるので、是非ご覧下さい。
ブリーチ毛に市販の黒染めは注意
黒染めだったら大丈夫?と思いますが、ブリーチ毛に市販の黒染めを行うと、不自然なまでに真っ黒に染まってしまう危険性があります。
なぜなら、ブリーチ毛は髪の色素を抜いている状態なので、カラー色素を吸収しやすい特徴があるからです。
真っ黒に染まった髪は簡単に色落ちせず、美容室でもお直しをお断りされる場合もあります。
カラーチェンジをする際、市販の黒染めカラーの使用はやめてほしいです。
ブリーチに向いている髪&向いていない髪
ここでは、ブリーチで後悔しない髪と、後悔する髪の特徴を詳しく解説します。
- バージン毛、ダメージがほとんどない
- 太毛、硬毛
- 髪質がしっかりしている
- 元々、ダメージがある
- 細毛、軟毛
- エイジング毛
- パーマや縮毛矯正を繰り返し行っている
酸熱トリートメントをすれば、ブリーチに向いている髪にできる可能性があります。
酸熱トリートメントは、ダメージケア、毛髪強化の効果が期待できる最新のトリートメントです。
ブリーチに向いてない髪でも、ブリーチが問題無く行える髪に強化する効果があるほか、ブリーチ後のアフターケアにもなります。
キャラ的にブリーチに向いていない人とは
そもそも、髪質以前の問題で「ブリーチがキャラに合っていない人」はブリーチすべきではないと思っています。
- King&Princeのメンバーがブリーチをしても「さわやか」
- LDHのメンバーがブリーチをすると「イカつい」になる
- 藤田ニコルが超ハイトーンでも「普通」
- 橋本環奈が超ハイトーンだと「あれ?」になる
なるほど、ブリーチをして「痛い人」になってしまう可能性もあるってことね?
ヘアカラーやパーマと違って、ブリーチは人を選ぶメニューと言えるのです。
ブリーチをする前、友達3人ぐらいに「ブリーチが似合うか?」聞いてみます。
後悔しないカラーを楽しめるブリーチ3選
全体ブリーチは、良い意味でも悪い意味でも印象がガラッとかわるので、後悔するリスクが高め。
お客様が思っていた以上に印象が変わることもあるので、ブリーチ初心者の方であれば全体ブリーチはいったん避けた方が良いかもしれません。
ブリーチ初心者おすすめ、後悔しないブリーチをご紹介します。
インナーカラー
インナーカラーは髪の内側だけを染めるカラー技術で、パッと見ただけではブリーチをしていると気づきません。
インナーカラーの良さは、髪を結んだり耳に掛けないと、アウターの髪でカラーが隠れること。
もしブリーチをした際「後悔する髪色」になっても、アウター(外側)の髪がインナー(内側)の髪を隠してくれるので、被害を最小限に抑えてくれます。
後悔しないブリーチ、それはインナーカラーだと思います!
イヤリングカラー
インナーカラーの1つ。
カラー(ブリーチ)をする箇所が耳回りだけで、かなり部分的なブリーチで済みます。
髪を結んだり、耳に掛けたときでも、チラッと見える程度なので、全体インナーカラー以上に後悔するリスクが低いと言えます。
しかし、イヤリングカラーはブリーチをする範囲がかなり限定的なので、ちょっと物足りないと思うかもしれません。
- 初めはイヤリングカラー
- 2か月後に全体インナーカラー
- さらに、2か月後に全体ブリーチ
↑こんなプロセスもおすすめ。
イヤリングカラーはブリーチ初心者におすすめです。
ハイライトカラー
ハイライトカラーは、ワンポイントで筋状にブリーチで髪を明るくする技術です。
部分的に髪を明るくすることで、ハイライトの部分と、ベースカラー(元の髪色)のコントラストで立体感をだす効果があります。
ブリーチを行う部分が限定的なので、髪へのダメージを最小限に抑えることができます。
ただ、ハイライトカラーには多くのデメリットがあるので、軽い気持ちでやると後悔するかもしれません。
ハイライトはくせ毛と相性が悪いデメリットがあります。
詳しくは以下の記事をお読み下さい。
セルフブリーチは、ほぼ100%後悔します!
セルフブリーチは絶対に後悔すると思うので、どうかやめて下さい。
そもそも、ブリーチは1人で行うものではないと思っています。
なぜなら、プロの美容師さんでさえセルフブリーチ行う方はほとんどいないからです。
(いたとしてもメンズショート)
つまり、それだけセルフブリーチは超ハイリスクで、失敗すると取り返しのつかないほど髪が激しく傷んでしまう危険性もあります。
さらに、市販のブリーチ剤を使用するなんてもってのほか。
市販のブリーチ剤は「後悔」をはるかに超える辛い思いをする危険性があるので、安易な気持ちで使用しないで下さい。
ブリーチで後悔!お直しのご案内を致します
SENJYUチームはブリーチ後のお直しを行っています。
- 明るくなりすぎた、暗くしたい
- もう少し明るくしたい
- チリチリのダメージを直したい
- カラーチェンジしたい
- 色ムラを直したい
- 色落ちによる緑の髪を直したい
↑ブリーチ後によくあるお悩みは全て対応可能です。
年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが、失敗直しから染め直しまでご案内させて頂きます。
ブリーチ失敗のお直しは非常に対処が難しいので、1回の来店で綺麗に直せない可能性があります。
状況によって再度来店して頂く場合もあるので、よろしくお願い致します。
まとめ
記事前半はブリーチのデメリットについて解説しましたが、ブリーチはデメリットだらけのネガティブな技術ではありません。
むしろ、ブリーチはお客様の人生を良い意味で変えてしまうメニューです。
- 印象が大きく変わる
- 透明感がでて、外国人風の髪になる
- カラーの選択肢が無限大に広がる
- 今まで体験したことのない、明るく鮮やかなカラーができる
- イメチェンと言えばブリーチ
- 脱白髪染めになる
など、メリットを上げてみればキリがありません。
SENJYUチーム多くの方にブリーチをしてほしい、ブリーチの素晴らしさを知ってほしいと思っています。
しかし、プロとしてメリット以外にも、デメリットまでしっかりお伝えするまでが美容師の仕事です。
デメリットが原因で後悔しても遅いですし、ブリーチに対してネガティブな印象まで与えてしまうのは美容師として避けたいところ。
ブリーチで後悔しないためにも、ブリーチを行う美容師さん選びには気を付けて下さい。
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