2022/03/24
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
パーマは髪質によって相性があり、相性の悪い髪にパーマをかけるとすぐ取れてしまう可能性があります。
パーマをかけたけど、すぐ取れちゃった?
いつも、パーマのかかりが悪くて?
「パーマは向いていない…」「かけても無駄…」と諦めてはいけません。
パーマがかかりずらい人はなんらかの原因があり、その原因を突き止めて対処すればパーマがかかりやすい髪にすることも可能なのです。
年間1000人のパーマを担当しているSENJYUチームは、パーマがかかりやすい髪にすることも得意にしています。
今回、パーマが取れてしまう原因と対処法を徹底解説します。
- 先天的な問題でパーマが取れやすい人
- 後天的な問題でパーマが取れやすい人
↑あなたはどちらか?どうやって対処するのか?
本記事を読めば明らかになるはず。
目次
パーマの原理を簡単に解説
まず、パーマが取れやすい人の特徴を知るために、パーマがかかる原理をざっくり解説します。
シスチン結合は髪を支える柱であり、パーマをかける際になくてはならない存在です。
パーマをかける際、まずは1剤を使って髪内部のシスチン結合を切断します。
ロッド(髪を巻く道具)を使って髪を巻いていきます。
ロッドで髪を巻いている状態で、2剤を使用して切断したシスチン結合を元に戻します。
髪内部のシスチン結合が組み変わっているのでウェーブ状態でキープされます。
以上、パーマがかかる原理でした。
パーマがかかる原理が分かったところで「パーマが取れやすい人の特徴」を見ていきましょう。
パーマが取れやすい人の特徴
パーマがかからない人は「後天的な髪質の問題」と「先天性な髪質の問題」の2種類があります。
- 髪が傷んでいる
- 髪がタンパク変性を起こしている
- 縮毛矯正をかけた
- 剛毛、太毛の人
- 直毛でクセが無い人
↑ではなぜパーマが取れてしまったのか?原因を1つずつ解説します。
髪が傷んでいる
健康毛はシスチン結合が綺麗に並んでいますが、ダメージを受けると一部のシスチン結合の壊れてしまいます。
シスチン結合が壊れている状態だと、パーマの効果が十分に発揮できません。
結果、ダメージ毛が進行した髪ほどパーマがかかりずらく、取れやすくなってしまうのです。
ダメージレベルとパーマの取れやすさは比例します。
髪がタンパク変性を起こしている
髪はタンパク質で構成されていますが、アイロンの熱を受けたり、薬剤の影響でアルカリ性に傾くと、タンパク変性を起こして髪が硬くなってしまいます。
↑髪のタンパク変性は、生卵がゆで卵になる理論と同じです。
タンパク変性を起こした髪は柔軟性が無いので、上手くウェーブを作ることができません。
結果、タンパク変性を起こした髪はパーマのかかりが悪く、取れやすくなってしまうのです。
パーマだけでなく、コテで髪を髪を巻いてもすぐ取れてしまいます。
髪のタンパク変性ってダメージと違うんですか?
ダメージとは違う髪の異常事態だと思って下さい。
- 髪のダメージとは
- 髪のタンパク変性とは
単純に髪が傷ついたことで発生する「髪の怪我」です。
髪内部のタンパク質が固まってしまうことで発生する「髪の火傷」だと思っています。
- 頻繁にヘアアイロンを使用している
- 縮毛矯正を繰り返し行なっている
- 毎日、安価なシャンプーを使用している など
↑当てはまる方は、髪のタンパク変性を起こしている可能性があります。
縮毛矯正をかけた
縮毛矯正をしている髪にパーマをかけても、パーマがかかりずらく、かかったとしてもすぐ取れてしまう可能性が高いです。
これは、髪の構造が「縮毛矯正をした髪」に変化してしまうことで、パーマがかからない髪になってしまうからです。
逆も同じで、髪の構造が「パーマをした髪」に変化すると、縮毛矯正がかからない髪になってしまいます。
↑「縮毛矯正をした髪」と「パーマをした髪」は元の状態に戻すことができません。
縮毛矯正をかけると、髪が生えかわるまでパーマがかからなくなると思って下さい。
「縮毛矯正を繰り返し行うとパーマがかからない可能性が高くなる」と言うことで、絶対にパーマがかからなくなる訳ではありません。
逆も同じで、パーマをすると絶対に縮毛矯正がかからなく訳ではありません。
デジタルパーマは縮毛矯正の技術を応用して作られたメニューなので、デジタルパーマであれば縮毛矯正の後でもパーマをかけることができます。
太毛、剛毛の人
本記事で解説する太毛、剛毛の定義は以下の通り
- 太毛は単純に髪が太い
- 剛毛はキューティクルに厚みがある
両者の共通点は「髪が硬い」こと。
太毛、剛毛はウェーブを作りだすことが難しい髪質なので、パーマのかかりが悪く、取れやすくなってしまうのです。
また、太毛、剛毛は薬剤の浸透も悪いので、パーマが上手くかからない場合もあります。
直毛でクセが無い人
直毛の方にパーマをかけても、ストレートに戻ろうとする力が強いのでパーマのかかりが悪く、取れやすくなってしまいます。
多少クセ毛の方が、パーマのかかりが良く取れずらいのです。
以上、ここまでがパーマの取れやすい人の特徴でした。
その他、パーマが取れてしまう原因
ここでは、髪質以外の問題でパーマが取れてしまう原因を詳しく解説していきます。
美容師さんの施術ミス
担当美容師さんの施術ミス(失敗)でパーマが取れてしまうこともあります。
- 薬剤で髪を過度に傷めてしまった
- 弱い薬剤を使用しすぎてパーマのかかりが弱かった
- ロッド(髪を巻く道具)が大きすぎてパーマのかかりが弱かった など
パーマは難易度が高いメニューなので、パーマが苦手な美容師さんもいます。
パーマが苦手な美容師さんが担当すると、髪質に合わせた適切な薬剤選定、ロッドの使用ができず、パーマが上手くかからないときがあるのです。
また、パーマをかけようと強い薬剤を使用した結果、髪をチリチリに傷めてしまう失敗例もあります。
パーマをかけるときは「パーマが得意な美容師さん」にお願いしましょう。
なるほど、パーマが得意な美容師さんはどうやって探せば良いのですか?
詳しく解説した別記事があるのでぜひご覧下さい。
ホームケアに問題があった
パーマ後、ホームケアに問題があるとパーマが取れてしまう可能性があります。
- パーマ当日にシャンプーをする
- 入浴後、髪を乾かさない
- 安価なシャンプーの使用している
パーマ当日は髪が形状記憶されていないので、シャンプーをするとパーマが取れやすくなってしまいます。パーマをかけたら最低24時間はシャンプーを控えてほしいです。
髪が濡れた状態で放置するとパーマが取れやすくなるので、入浴後は髪をしっかり乾かしましょう。
スーパーや薬局で売られている安価なシャンプーは、洗浄力が高くパーマが取れやすいと言われています。パーマ後は高品質なシャンプーの使用をおすすめします。
パーマは自宅に帰った後も続いていると思って下さい。
SENJYUチームの取れずらいパーマ技術
年間1000人のパーマを担当するSENJYUチームは、今までパーマがかかりずらい髪でもパーマをかけてきました。
ここでは、パーマがかかりずらい髪でもパーマをかけることができる「SENJYUチームのパーマ技術」をご紹介します。
パーマが取れずらい秘密【その1】
SENJYUチームはダメージを最小限に抑えた「ダメージレスパーマ」を得意にしています。
髪が傷んでいるほどパーマのかかりが悪くなり取れやすくなってしまいます。
SENJYUチームは、パーマをかける際のダメージを抑えるだけでなく、アフターケアもしっかり行い、ダメージを最小限に抑えたパーマを提供しています。
髪へのダメージを最小限に抑えたパーマをすることで、一度かけたら取れずらく、持続力の高いパーマが再現できるのです。
パーマが取れずらい秘密【その2】
パーマがかからない髪を「パーマがかかる髪に戻す」ことも得意にしています。
そんなことできるんですか?
最新のトリートメントを使用すれば、パーマのかかりやすい髪にすることが可能です。
- 酸熱トリートメント
- 酵素トリートメント
シスチン結合にかわる擬似的な結合を作りだし、ダメージを修復してパーマのかかりが良くなる髪へと導きます。
髪のタンパク変性、太毛、剛毛を直して柔軟性のある髪へ導く特殊なトリートメントです。髪に柔軟性がでることでパーマがかかりやすくなり、持続力も高くなるのです。
「パーマがかかる可能性が高くなる」と言うことであり、絶対パーマがかかる髪になる訳ではありません。
その他、SENJYUチームのパーマスタイルはこちらをご覧下さい。
年間1000人の経験と実績で、持続力が高い&髪を傷めないパーマの提供をお約束します!
なるほど!さっそくパーマをかけてほしいです!
まとめ
髪質の関係で、どうしてもパーマに向いていない人はいます。
しかし今は、パーマがかかりずらい髪からかかりやすい髪に導くメニューがあることを知ってほしいです。
SENJYUチームはパーマをかけるだけでなく、パーマをかかりやすい髪に導くことも得意にしています。
100%パーマがかかると断言できませんが、1人1人の髪質に合わせてお客様の理想としているパーマを再現させて頂きます!
パーマが取れやすくて困っている方は、パーマ美容師SENJYUチームになんでもご相談下さい。
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