2022/05/18
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
1本だけだし抜いちゃおうかな?
でも、抜くと白髪が増える気がする…
抜くのは良くないこと分かっているけど、ついつい抜いてしまう白髪。
実は、白髪を抜くと様々なデメリットが発生するのです。
- 頭皮が傷つく
- くせ毛、うねりが発生する
- 抜け毛の原因になる
今回、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、白髪を抜くデメリットを詳しく解説します。
そして、白髪染めに変わる新たな白髪対策もご紹介します。
目次
白髪は抜くと増えるのか?
あの、白髪を抜くと増えるって本当ですか?
いえ、白髪は抜いても増えることはないので「白髪を抜くと増える」は間違った情報です
白髪が生える毛穴は、次に生えてくる髪も白髪である場合が多いので、白髪が増えたと錯覚してしまうのだと思います。
また、白髪が増える時期は、他の毛穴からも白髪がどんどん生えてくるので、白髪が増えたと感じるのです。
白髪を抜いても増えないなら、抜いちゃいたいけど…
ダメです!白髪が増えなくてもデメリットはあります。
白髪を抜くデメリットとは
まず、白髪を抜くことにメリットはないと思って下さい。
では、白髪を抜くとどんなデメリットがあるのか?1つずつ解説します。
頭皮が傷つく、毛穴がゆがむ
そもそも、髪は「抜く」ことを前提に生えていません。
強引に白髪を抜くと、毛穴に大きな負荷がかかり、毛穴の形がゆがんでしまう可能性があるのです。
毛穴の形がゆがむとなにか悪いことがあるんですか?
毛穴の形がゆがむと、生えてくる髪に影響を及ぼします。
くせ毛、うねりが発生する
毛穴がゆがんでしまったことで、生えてくる髪もゆがんでしまい、くせやうねりが発生する可能性があるのです。
毛穴のゆがみによるくせ毛、うねりは、チリチリした髪なので、スタイリングしずらくなる場合が多いです。
薄毛の原因になる
髪はヘアサイクルがあって、一定の周期で髪が生えては抜けていきます。
しかし、白髪を抜き続けると正常なヘアサイクルが乱れていまうので、いつか新しい髪が生えてこなくなる可能性があります。
つまり、白髪を抜く行為は毛根の寿命を縮めてしまうので、薄毛の原因になってしまうのです。
白髪を抜く以外の対処法
白髪対策と言えば「白髪染め」ですが、白髪染めには様々なデメリットがあるので、白髪が少ない時期に始めるべきではないと思っています。
ここでは、白髪染めに頼らない白髪対策をご紹介します。
根元から白髪を切る
抜くのではなく、根元から白髪を切ってしまえば頭皮を傷める心配はありません。
工具用の大きいハサミを使うと白髪以外の髪も切ってしまう可能性があるため、なるべく小さなハサミを使用しましょう。
眉カットのハサミを使えば良いのかな?
根元から切る対処法は、白髪が2〜3本だけの場合にしましょう。
沢山切ってしまうと、アホ毛が大量発生してセットが大変になってしまいます。
明るいヘアカラーをする
髪を明るくすると、白髪とそうでない部分の境界線がぼやけます。
定期的にヘアカラーをしている方は、いつもよりトーンの明るい髪色にすることで、白髪をぼかすことができるのです。
おしゃれ染めだけ使用する「白髪ぼかしカラー」は白髪染めに変わる新たな選択肢としておすすめです。
その他、ハイライトを入れて白髪をぼかす方法もあります。
でも、髪を明るくするのはちょっと抵抗があります?
そんな方は、白髪染めヘアマニキュアが良いと思います。
白髪染めヘアマニキュア
ヘアマニキュアは髪を傷める成分が入っていないので、髪のダメージを気にせず白髪を染めることができます。
また、頭皮のアレルギーリスクも皆無なので、頭皮にやさしい白髪染めでもあります。
色落ちはやや早めですが、白髪が少ない方におすすめです。
まとめ
「白髪を抜く」のは一瞬で終わりますが、その後の代償が大きいので、どうか白髪は抜かないで下さい。
そして、今は白髪染め以外にも白髪対策の方法は増えているので、白髪染めに変わる白髪対策にも目を向けてほしいと思っています。
その他、白髪のお悩みはSENJYUチームになんでもご相談下さい。
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