2022/12/06
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
ブルーブラックとは、どんな色?
職場や学校にバレる可能性がある?
ブルーブラックは、黒染めで墨のような真っ黒にはしたくないけれど、一時的に暗くする必要がある方におすすめなカラーなのです。
本記事は、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、ブルーブラックの特徴から、メリット&デメリットを詳しく解説します。
この記事を最後まで読めば、ブルーブラックがどのような色なのかが理解できます。
髪色に厳しい学校や会社でも、おしゃれな暗髪にチャレンジできるかもしれません。
目次
ブルーブラックとは?
ブルーブラックとは、名前の通り、黒色と青色を混ぜて染める髪色のことを指します。
茶色や黒色の染料のみで暗くした場合は、赤みがあるので髪の透明感は少なめですが、寒色系のブルーを混ぜることによって、暗髪でも透明感がでます。
黒染めをしなくても、暗く見えるカラーとして、人気がある髪色なのです。
1度黒染めをしてしまうと、
- 簡単に明るくできない
- 赤みが残ってしまう
- ブリーチによる髪へのダメージ
以上のようなリスクがあるので、なるべく黒染めをせずに、ブルーブラックのようなカラーで暗髪にする方法を選びましょう。
ブルーブラックは、流行りの季節を問わないので、どのようなファッションにも合わせやすく、髪色で個性を出したい方にもぴったりな髪色です。
黒染めでしか暗くできないと思っていた方に、ぜひチャレンジしてみてほしい髪色ですね。
ブルーブラックに染めた後の色落ちの過程は?
ブルーブラックに染めた後の色落ち過程を、ブリーチ有無に分けて、それぞれ解説していきます。
同じ明るさのブルーブラックにしても、ベースカラー(元の髪色)によって、色落ち具合は大きく異なります。
ブリーチありの場合
ベースカラー(元の髪色)の髪色の状態にもよりますが、シルバー系のグレーがかった色に色落ちしていきます。
さらに、グレーからミルクティーへとまろやかな髪色に色落ちするので、色落ちしても綺麗な髪色が続きます。
もしくは、ブリーチ後の髪の毛の黄色が強い場合は、青色と黄色が混ざって、緑っぽい色に色落ちします。
ブリーチなしの場合
メラニン色素が多い状態の茶髪の髪の毛を、ブルーブラックに染めた場合、ブリーチ有りの場合よりも色落ちするのは遅いです。
シャンプーを繰り返していくうちに、徐々に元の黒髪~茶髪に戻っていきますが、かなり濃い黒色と青色で染めるので、長い期間、暗い髪を保つことが可能です。
また、地毛の真っ黒な状態の髪の毛をブルーブラックで染めても、ほとんど色の変化はありません。
ある程度の青の色味を出したい場合は、ブリーチをしなくても8〜9レベルほどの髪の明るさが必要です。
一方で、あまり青色を目立たせたくない人は、ブリーチをせずに暗い状態の髪色の上から染める方法がおすすめです。
染める前のベースカラー(元の髪色)が暗いと、色落ちしても明るくなりにくく、新たに伸びてきた髪の毛との境目が分かりにくいというメリットもあります。
どのような色味のカラーをしてもすぐに色落ちしてしまう方や、頻繁に美容室に行けない方は、色持ちの良いブルーブラックにぜひチャレンジしてみてくださいね。
色落ちについてのお悩みが解消されるかもしれませんよ。
ブルーブラックはバレやすい?
ブルーブラックは、室内光で見ると、青みが分かりづらく地毛のような黒髪に見えます。
職場や学校の事情で、一時的に暗く染めなければいけないけれど、黒染めはしたくない方も多いと思います。
その場合、ブルーブラックで染めれば、周囲の方にバレにくいメリットがあります。
プライベートは、少しでもおしゃれな雰囲気の髪色を楽しみたい方や、バレずにヘアカラーを楽しみたい学生の方におすすめです。
地毛に青を入れるだけの、少しの変化でも雰囲気が変わるので、髪色の規定がある方でもチャレンジしやすいですよ。
夏休みは明るい髪色を楽しんで、学校が始まる頃に、黒染めではなくブルーブラックで染めると、次のまとまった休みに入るタイミングで明るくしやすいですよ。
ただ、太陽光に当たると、ほんのり青っぽく見えるので、絶対にバレたくない方は、かなり黒髪に近いブルーブラックに染める必要があります。
その場合、髪の毛の中に入る青の配合が少ない分、すぐに青は色落ちしてしまい、真っ黒の髪色に戻ってしまいます。
青の染料の量で、周囲にバレにくい可能性が高まるということですね!
どのくらい青を表現しても大丈夫なのか、担当の美容師さんに相談してみてくださいね。
ブルーブラックのメリット
ここでは、ブルーブラックのメリットを解説していきます。
明るくしやすい
数か月後に明るくする予定がある場合、通常の黒染めで染めてしまうと、黒染めの濃い染料が髪の毛内部に定着してしまい、なかなかすぐには明るくできません。
ブリーチをしても、1度で理想の明るさまで色が抜けない可能性もあり、髪に大きな負担がかかるのです。
数回のブリーチで明るくしても、黒染めの染料に多く含まれている赤みが残ってしまい、次の髪色に影響がでる可能性もあります。
一方で、ブルーブラックで暗く染める場合は、黒染めの染料を微量とブルーの色味を多めに配合するので、明るくしやすいメリットがあります。
暗髪から明るい髪へチェンジする予定がある方は、黒染めではなく、ブルーブラックがおすすめです。
赤みを打ち消してくれる
日本人特有の髪の赤みは、どうしても透明感に欠けてしまいますが、ブルーブラックの寒色系の青で赤みを抑えてくれます。
とくに、太陽光に当たると透け感が分かりやすく、髪を綺麗にツヤツヤに見せてくれます。
寒色系の髪色は、くすみが特徴で、ツヤがでにくいですが、ブルーブラックならツヤ髪が叶うのです。
多毛ロングの重たく見えやすい暗髪も、透明感があれば軽やかに柔らかく見えるので、垢抜けた印象になります。
色持ちが良い
染める前のベースカラー(元の髪色)にもよりますが、濃い染料を使用して染めるので、他のカラーよりも色持ちが良いのです。
日がたつごとに、段階的に色落ちを楽しむことができます。
イベントや予定に向けてブルーブラックに染める際は、染めたては濃いめに色を入れて、予定の当日に1番綺麗な状態でいられるように、その旨を担当の美容師さんに伝えてみましょう。
髪色を変えるだけで、おしゃれの幅も広がるので、やったことのない新しい髪色をぜひ楽しみましょう!
ブルーブラックのデメリット
ここでは、ブルーブラックのデメリットを解説していきます。
ブリーチをしないと綺麗な透明感はでにくい
ブリーチなしでもブルーブラックに染めることは可能ですが、青味がかった綺麗な発色と透き通るような透明感は期待できません。
透け感があり、青の発色が綺麗で、おしゃれなブルーブラックにするのであれば、ブリーチは必須です。
青色がバレる可能性がある
ブルーブラックは、おしゃれに暗髪にできる優秀な髪色ですが、太陽光に当たるとほんのり青みが目立つので大事な場面でのヘアカラーには、不向きかもしれません。
また、髪色について厳しいルールがある職場や会社に、バレてしまうリスクもあるので、心配な方は通常の黒染めをすることをおすすめします。
なるほど!大事な場面で、髪色がバレて後悔したくないです。
就活や面接などの人生の中での大切な日に向けてのヘアカラーは、黒染めが無難ということですね。
まとめ
通常の黒染めには、いくつかのリスクがあります。
一時的に暗髪にする必要がある方や、凛としたクールな雰囲気で透明感溢れる髪色にしてみたい方は、ぜひブルーブラックにチャレンジしてみましょう。
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