2020/11/22
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
回数と頻度のルールとは?
結論だけ言えば
- 酸熱トリートメントの回数は2~5回
- 頻度は1か月半~2か月
↑もしこの回数と頻度を間違えると、酸熱トリートメントの効果が台無しになってしまう危険性があるのです。
高いお金払ったのに、台無しなんて嫌です…
だからこそ、酸熱トリートメントの回数と頻度のルールをしっかり守らなければならないのです。
今回、年間3000人の酸熱トリートメントを担当する森越チームが、酸熱トリートメントの回数と頻度のルールを解説します!
酸熱トリートメントをした方も、これから考えている方にも必見です。
目次
酸熱トリートメントとは
まず、酸熱トリートメントについて軽く解説します。
- どんなダメージでも修復
- ダメージによる広がりを直す
- 癖を僅かに改善
- 髪にハリツヤをだす
酸熱トリートメントの全てを解説
- ダメージがない髪には効果がない
- 独特な臭いがある
- カラーが色落ちする
- 美容師さんによって仕上がりに差がでる
- 独特な臭いがある
- しっかりダメージケアをする場合2~5回行う必要がある
酸熱トリートメントのデメリットをさらに詳しく解説
今回は、酸熱トリートメントのデメリットの1つともいえる「しっかりダメージケアをする場合2~5回行う必要がある」この内容を深掘りして解説していきます。
酸熱トリートメントには回数制限がある
酸熱トリートメントは永遠に続ける技術ではなく、必ず終わりがあります。
髪質にもよりますが、2~5回行うことでダメージがほぼ完璧に修復することが可能。
髪のダメージが強ければ強いほど、酸熱トリートメントは効果を発揮可能しますが、行う回数も多くなります。
そのため、元々超ハイダメージ毛だった場合は、多くの回数を行わなければいけないのです。
酸熱トリートメントをする必要がなくなった時点で、酸熱トリートメントのゴールといえます。
ハイダメージほど多くの回数が必要ということは、逆にとらえると回数を繰り返せばどんな髪が傷んでいても、いずれは改善できるということになります。
今までのシステム(通常の)トリートメントには修復力の限界がありましたが、酸熱トリートメントには修復力の限界がなくなったといえます!
酸熱トリートメントの周期と頻度のルール
- 回数は2~5回行う
- 頻度は1か月半~2か月
酸熱トリートメントの回数と頻度は、酸熱トリートメントをする上での「ルール」といってもいいでしょう。
ルールを破るとどうなっちゃうんですか?
酸熱トリートメントの回数と頻度を守らなかったときはどうなるのか?
なぜ、酸熱トリートメントは回数と頻度を守らなければいけないのか?
そして頻度と周期のルールを守らないと何が起きるのか?
ここから詳しく解説していきます。
回数を守らなかったとき
酸熱トリートメントは1回行うだけでも効果を発揮するのですが、1回だけでは完璧なダメージケアができません。
インスタやネットで掲載されるツヤツヤの酸熱トリートメントBefore・After画像は、髪の表面だけを写しています。
そのため、髪内部までしっかりダメージケアができているか分からないのです。
酸熱トリートメントの口コミ等では「数週間」で落ちてしまったとのコメントがありますが、おそらく1回しか行っていないのでは?と思うのです。
酸熱トリートメントは1回だけでは、酸熱トリートメント最大の強みである「半永久効果」にはならないのです。
酸熱トリートメント1回目で、サラサラ、ツヤツヤになったからといって、終わりにするのはちょっと早いと思います。
1回だけでは中途半端なダメージケアで終わってしまうので、1回だけで終わりだと思わないでください。
頻度と周期を守らなかったとき
1番ベストの周期は1か月半~2か月に1回ほどです。
酸熱トリートメントの周期が3~4か月以上間が空くと酸熱トリートメントをしていない期間が長すぎて、髪が元の状態にリセットされてしまうのです。
つまり周期が長すぎると、
- 中途半端なダメージケア
- 元に戻る
- 中途半端なダメージケア
- 元に戻る
と、非常にもったいない繰り返しが永遠と続いてしまいます。
逆に周期を短すぎたとき「重大なデメリット」が発生します。
周期が短すぎると「重大なデメリット」が発生
- 毛先のしなやかさが無くなる。
- パーマがかかりにくい。
- カラーの発色が悪くなる。
- コテも綺麗に巻けず、落ちやすい。
- ボリュームが無くなり、潰れやすくなる。
- 毛先がピンとなる。
なぜこんなことに?
髪の毛のPH値が酸性により過ぎてしまうため髪が硬くなってしまうのです。
まず初めに覚えてほしいことは、髪は酸性に傾くほど硬くなり、アルカリ性に傾くほど柔らかくなります。
酸熱トリートメントは名称通り「酸性」なので、酸熱トリートメントをした後の髪は本来のPH値よりかなり酸性に傾いている状態なのです。
酸熱トリートメントをした後、酸性によりすぎた髪が元の状態に戻るまで1か月半から2か月といわれています。
酸性により過ぎている期間で再び酸熱トリートメントをすると、元々酸性により過ぎている髪がますます酸性に傾き、髪が硬くなってしまうのです。
酸トリ年間3000人担当美容師が教える「正しい回数と周期」
正しい回数と周期に関しては、髪質によって異なるのでこの場で判断はできません。
今まで対応したお客様の平均値を大まかに割り出すと
森越チームは、数万人単位で酸熱トリートメントを提供してきましたが、今までの経験からすると「5か月で3回」の回数と周期で酸熱トリートメントを行うと最も効果を発揮して、最も持続量が上がると結論付けました。
「5か月で3回」が目安と覚えておきましょう。
回数と頻度はあまり考えなくてもよい?
ここまで酸熱トリートメントの回数と頻度について解説しましたが、1つだけお伝えしたいことがあります。
酸熱トリートメントの回数と頻度は、髪質によって個人差があるため、回数と頻度は入念な髪質診断によって決められます。
あなたの髪質に合った回数と頻度は、担当美容師さんに全てお任せしてOK!というのが今日の結論です!
酸熱トリートメント2,3回目を行う際の注意点
回数と頻度に関しての注意点を解説してきましたが、実際に2,3回目を行う際には注意点があります。
画像では効果が分からない
↑画像を見て2つの違いが分かりますか?
全然分からない…
酸熱トリートメントは2,3回繰り返し行うことで間違いなく効果を発揮しますが、見た目は1回目とほとんど変わりません。
1回目で充分な艶髪になったので、それ以上見た目が良くなることはあまりないと思ってください。
2,3回目は、手触りや持続力に大きな変化が現れます。
2回目の方が手触りが良くなった!
1回目より、2,3回目の方が持続力がある!
目に見えて2,3回以降も髪質が良くなっていく方もいます。
やっぱり髪が硬くなる?
酸熱トリートメントは繰り返し行うことで、若干髪質が硬くなる危険性があります。
日常生活に支障がでるほどではないですが、2,3回目以降は、若干髪質が硬くなっていくものだと思ってください。
もし、柔軟性を取り戻したいと思ったら、
酵素(こうそ)トリートメントをしましょう!
回数を繰り返しても「ホームケア」を怠ると効果がなくる
ホームケアを怠ると、酸熱トリートメントの効果が落ちてしまうの危険性があります。
例えば
- 当日シャンプーをしない
- 相性の良いシャンプーを使う
- 最低限の紫外線対策をする
など
日常の何気なく行っている「最低限のホームケア」は手を抜かないでほしいです。
シャンプーは毎日のホームケア。
シャンプーの選別を間違えると、最悪酸熱トリートメントの効果が台無しになってしまうこともあるのです。
酸熱トリートメントの効果を1日でも長く維持したい、そんな方のために「酸熱トリートメント専用」のシャンプーをご紹介します。
髪質改善シャンプーは、酸熱トリートメントをした方のためにつくられたシャンプーであり、酸熱トリートメントの持続力を高めます。
酸熱トリートメントの効果を1日でも長く維持したい方へおすすめのヘアケアアイテムです。
まとめ
では今回の要点をまとめます。
- 酸熱トリートメントには回数と頻度のルールがある
- 1回だけでは中途半端なダメージケアで終わってしまう
- 周期が長すぎると髪がリセットされてしまう
- 逆に周期が短すぎると髪が硬くなる、危険
回収と周期はお客様の髪質によって異なりますので、カウンセリングでの髪質診断で判断します。
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