2021/04/18
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
紫外線は嫌です…
髪は太陽に最も近い位置に存在するため、紫外線の影響を特に受けやすいのです。
紫外線ダメージは、少しずつ髪と頭皮に蓄積されていきます。
そして、積もり積もった紫外線ダメージは、髪と頭皮に様々な悪影響を与えます。
- 髪のダメージでバサバサ、ゴワゴワになる。
- 髪のダメージで色落ちする。
- 髪質が変わってカラーの発色が悪くなる。
- パーマや縮毛矯正ができなくなる。
- 頭皮のダメージで髪が抜けていく。
- 毛穴の老化でくせ毛が発生する。
- 皮膚ガンのリスクも上がる。
紫外線怖い!なんとかならないの?
ダメージが蓄積される前に、紫外線予防に効果のあるヘアケアと頭皮ケアをしましょう。
今回は、紫外線が髪と頭皮に与えるデメリットを詳しく解説する共に、対処法と予防についても解説させて頂きます。
目次
紫外線が髪と頭皮に与える影響を詳しく解説
- UVA
- UVB
- UVC
紫外線の約95%をしめるUVAは、シワやたるみの原因となります。
UVBは紫外線の約5%をしめていて、UVAより肌や髪に与えるダメージが高いです。
UVCは人体に与える危険性が非常に高い紫外線ですが、オゾン層でほとんど吸収されてしまうので地表に届くことはほとんどありません。
なぜ紫外線は、髪と頭皮に悪影響を及ぼすのか?
簡単に解説したいと思います。
紫外線がダメージを与える原因は波長(はちょう)です。
「紫外線は波長が短い」ここがチェックポイント
紫外線は波長が短いので、刺激が強い光線。
赤外線の波長が長いので、刺激が少ない光線。
ということになります。
紫外線と赤外線、どちらが髪に悪い影響を与えると思いますか?
刺激が強い紫外線ですよね。
紫外線は太陽から降り注ぐ光線の中では、特に危険性が高いので、なるべく髪と頭皮に浴びないようにしなければいけません。
紫外線で髪がダメージを受けるメカニズム
タンパク質が破壊されたことで、髪の組織のバランスが崩れてダメージ毛となります。
髪は死んだ細胞なので、紫外線によって破壊されると二度と元に戻ることはありません。
髪は二度と元に戻らないからこそ、まずは紫外線を浴びないための予防が本当に大切なんです。
紫外線で頭皮がダメージを受けるメカニズム
紫外線の小刻みで短い波長を受けると、頭皮細胞は激しく振動します。
そして振動による刺激を受けた結果、細胞が破壊されてしまいます。
- 頭皮が傷む。
- フケが多くなる。
- 頭皮がかゆくなる。
- 抜け毛の原因になる。
これが、紫外線による髪と頭皮がダメージを受けるメカニズムです。
「紫外線ダメージ」と「赤外線ダメージ」の違い
太陽光から受けるダメージは「紫外線ダメージ」と「赤外線ダメージ」の2種類があります。
なにが違うんですか?
先ほども解説しましたが、波長の刺激が紫外線ダメージ。
赤外線は熱による刺激によって髪や頭皮がダメージを受けるので「火傷」という表現が分かりやすいと思います。
アイロンやドライヤーの熱による髪のダメージも赤外線ダメージです。
- 紫外線は波長の刺激によるダメージ
- 赤外線は熱によるダメージ
本記事で紹介する紫外線予防は、赤外線ダメージも防いでくれます。
紫外線が髪と頭皮に与えるデメリット5選と対処法
では続いて、髪と頭皮が紫外線を受けたことで発生するデメリットを詳しく解説していきます。
デメリット別に、ダメージケアの方法も一緒に解説していきます
髪が傷む
髪はケラチンというタンパク質でできていますが、紫外線を浴びるとタンパク質が破壊されてしまい、髪のダメージとなって表れます。
もちろんダメージケアをするまでですが、ダメージの種類によってダメージケアの方法が異なります。
髪のダメージは大きく分けて、キューティクルダメージ、コルテックスダメージがあります。
髪表面のキューティクルだけが傷ついた状態をキューティクルダメージといいます。
深刻なダメージでないため、ダメージケアを行えばカラーやパーマなどができます。
髪内部のコルテックスまでダメージが進行してしまった状態で、深刻なダメージといえます。
コルテックスダメージが発生している状態では、カラーやパーマができないときがあるので、まずはダメージケアをしないといけません。
どちらのダメージか見極めるには、髪質診断をしないといけません。
髪が硬くなる
太陽の熱によって髪内部のタンパク質が固まってしまうと、髪に柔軟性がなくなり硬くなってしまいます。
これは、ゆで卵が熱を受けると固まる現象と全く同じ理論です。
熱による凝固なので、紫外線の影響というよりは、赤外線の熱による影響が大きいと思われます。
では「髪が硬くなる」に関して、紫外線は全く関係ないのか?
残念ながら、その辺りは分かりません。
いずれにせよ、太陽の光を浴びると髪が硬くなる事実は間違いありません。
一度硬くなった髪は二度と元の状態に戻すことはできませんが、ほぐして柔らかくすることはできます。
硬くなった髪をほぐして柔らかくする技術、それが酵素(こうそ)トリートメントです。
ヘアカラーが色落ちする
紫外線は髪内部にあるカラー色素を破壊してしまうので、カラーの色落ちが発生します。
赤外線も熱の影響によって色落ちしてしまいます。
変色してしまったカラーは元に戻せないので、一度カラーを落とす必要があります。
染め直した後はトリートメントなどでケアをして、紫外線に強い髪を作りだしましょう。
頭皮がダメージを受けて抜け毛の原因になる
頭皮は髪の毛を作る土台です。
その土台である頭皮細胞が破壊されると、髪の毛の生成ができなくなり、結果抜け毛の原因となります。
また抜け毛以外にも、頭皮の臭いやフケの原因にもなります。
森越チームは頭皮細胞を蘇らせる頭皮ケア技術、ヒト幹細胞培養液を扱っています。
紫外線で受けた頭皮のダメージは、ヒト幹細胞培養液で直せます。
毛穴の老化によって、くせ毛が発生する
そして毛穴の老化が発生すると、くせ毛になります。
なぜですか?
毛穴が老化するとハリがなくなります。
その結果、重力の影響で毛穴が下に垂れ下がり、毛穴の形が変わってしまうことでくせ毛となってしまうのです。
頭皮ケアをすることで、徐々にくせを予防することができます。
美容師が教える!髪と頭皮の紫外線予防5選
紫外線は様々なデメリットが発生することが分かったと思います。
髪と頭皮のダメージケアも大事ですが、もっと大事なことは紫外線予防をして事前にダメージを防ぐことです。
ここからは髪と頭皮のダメージを事前に防ぐ、紫外線予防を5つご紹介します。
まずはカットで紫外線に強いスタイルを作る
カットは紫外線予防になります!
え、なんでですか?
- イングラデ―ジョンでレイヤーをいれない。
- 表面の髪をすかない。
- 髪の断面が綺麗なカットをする。
以上、3つのポイントを意識したカットをすると紫外線に強いヘアスタイルを作りだすことが可能です。
紫外線から髪を守るカット技術に関しては、詳しく解説した別記事があるので、気になる方はぜひご覧ください。
新事実!紫外線から髪のダメージを防ぐカット...本当の紫外線予防は「カット」です!実はカットが上手くないと、UVスプレーを使っても、帽子を被っても、ほとんど効果がない!?年間5000人のカットを担当する森越チームが、紫外線から髪を守るカット技術とはなにか?本記事で詳しく解説します。
トリートメントで髪にバリアを張る
トリートメントは髪表面に紫外線から髪を守る油膜を作りだしてくれます。
森越チームは数多くのトリートメントを扱っていますが、あなたに髪質に合わせて様々なトリートメント技術を使い分けています。
スタイリングでさらにバリアを張る
スタイリングもトリートメントのように髪をコートしてくれるので、紫外線対策になります。
どのスタイリング剤を使用するべきかは髪質次第ですが、オイル系のスタイリング剤が紫外線予防におすすめです。
髪にも使えるUVカットスプレーを使用する
つまり、地面から反射した紫外線は帽子や日傘を使用しても防げないということ。
全方向から紫外線をブロックする、UVカットスプレーを使用しましょう。
その他、紫外線予防
- 帽子を被る。
- 日傘をさす。
- 長袖を着る。
ここまでご紹介した紫外線予防と合わせて行うことで、より効果を発揮します。
紫外線予防&頭皮ケアシャンプーをご紹介します
紫外線予防と頭皮ケアになるシャンプー・トリートメントをご紹介します。
イリュージョニストシャンプーは、頭皮細胞を回復させるヒト幹細胞培養液が配合。
さらに、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどのヘアケア成分で髪のダメージも修復します。
イリュージョニストシャンプーは、紫外線によるダメージを直して紫外線から強い髪を作りだします。
まとめ
紫外線は目で見ることはできませんが、間違いなく髪や肌に悪影響を与えています。
目には見ない脅威なのに、シワやたるみ、髪のダメージ、最悪皮膚ガンなど身体のあらゆるところに害を与える…
だからこそ、紫外線予防は大切なんです!
時間もお金もかかる…
確かに大変だとおもいますが、日課にすると紫外線予防って簡単なんです
- シャンプーは時間がかかる。
- お金がかかる。
- 面倒くさい。
↑だからといってシャンプーを辞めることはできますか?
多分無理だと思います。
これは、シャンプーをすることが日常になってしまったので、もはや止めることができない思考になっているからです。
紫外線予防もシャンプーと同じく日課の1つにすることで、紫外線予防をすることが当たり前にすることができます。
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