2022/06/25
ブリーチは黒髪に戻せない?暗く染めても無駄?美容師が【脱金髪】メニューをご紹介します!
- 色落ちが面倒だからやめたい
- ハイトーンも飽きた
- 就活、転職がある
元の黒色に戻したい、と思う方もいるはず。
しかし、ブリーチをやめるとき気掛かりなことが沢山あります。
暗い髪に戻したいけど、すぐ元に戻りそう…
でも、真っ黒な髪は嫌です。
生え変わるまで時間かかりますよね?
実は、お客様が求めている「自然な髪色に戻す」のは、結構難しいことなのです。
「黒染め→色落ち→黒染め→色落ち」で、ブリーチをやめたいのに、やめられない事態に陥ることも…
しかし、ブリーチをやめる際の注意点を理解すれば、自然な黒髪に戻すことも可能です。
今回、年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが、ブリーチをやめて自然な黒髪に戻す方法を詳しく解説します。
ブリーチやめたい!けどやめられない?
↑期間は例です。
ブリーチを暗くしても、すぐ元に戻るのはなぜ?
それは、ブリーチ毛は元に戻せないからです。
ブリーチをしたら一生金髪?
ブリーチをすると、髪が生え変わらない限り一生金髪です。
黒染めをすると「黒髪」に戻った感じがしますが、これは黒い染料を被せているだけなので、黒髪に戻った訳ではありません。
どう言うことか?
2種類の黒いタオルがあるとします。
- A・元々黒色のタオル
- B・元々白いタオルだったけど、後から絵の具で黒く染めた
元は違うけど、見た目は全く同じ黒いタオル。
そして、2つのタオルを石鹸を使って洗います。
↑では「A」と「B」のタオルはどうなるでしょうか?
「A」は元々黒いから変化ないけど「B」は色が落ちますよね?
その通り!これはブリーチの黒染めにも全く同じことが言えます。
例え、どんな暗く染めてもベースカラー(元の髪色)は金髪のままです。
カラー剤はシャンプーで色落ちするので、色を被せただけだとシャンプーで色落ちしてしまうのです。
ブリーチをすると髪の色素が削られますが「色素を削る=髪のダメージ」と言うことでもあります。
肌などの生きた細胞は、傷ついても再生しますが、髪は死んだ細胞なので、一度ダメージを受けると再生できないのです。
黒染めはカラーを被せているだけで、削られた髪の色素が元に戻っている訳ではありません。
ブリーチでベースカラー(元の髪色)を明るくすると言うことは、ある意味一生金髪にすると言うことでもあるのです。
(髪は生え変わりますが)
なるほど?「ブリーチをしたら一生金髪」の意味がわかりました。
しかし、繰り返し染めることで、徐々に色素を定着させていくことは可能です。
繰り返し染めると暗くできる?
↑後から黒く染めたタオルを入念に洗って、完全な白色に戻ると思いますか?
いや、完全な真っ白に戻せませんよね?染み込んでるから?
その通り!これも、ブリーチへの黒染めに同じことが言えます。
どんな洗浄力の強いシャンプーを使っても、黒染めの色素が完全に抜け切ることはありません。
そのため「染める→色落ち→染める→色落ち」を繰り返していくと、徐々に色が浸透して濃い色になって行くのです。
元がどんな明るい髪でも、黒染めを繰り返せば、ベースカラー(元の髪色)を実質暗くすることが可能です。
そして、ベースカラー(元の髪色)が暗くなれば、黒染めの持続力も上がります。
2〜3回黒染めを繰り返すことで、ベースカラー(元の髪色)が実質暗くなっているので、色持ちが良くなります。
↑期間は例です。
1回で終わりは難しけど、ブリーチへの黒染めは必ず終わりがあると思ってほしいです。
理論上ブリーチをしたら一生金髪ですが、ブリーチをやめられない訳ではありません。
なるほど、安心しました!
しかし、これは美容院で黒染めした場合の話し
セルフでブリーチはやめられない?
ブリーチ毛に対して、セルフでの黒染めはおすすめしません。
なぜなら、ハイトーンへのセルフカラーは非常に難易度が高く、綺麗に染まらない可能性があるからです。
- 色ムラになりやすい
- 極端に濃く染まりやすい
- イメージと違う色になりやすい など
↑特に、ブリーチ毛の色ムラは非常にやっかいで、美容院でもお直しを断られる可能性があるほど。
綺麗な髪色に戻したいなら、セルフの黒染めは避けてほしいです。
その他、ブリーチをやめる際の注意点
- 明るい髪ほど、色落ちが早い
- ダメージがあるほど色落ちが早い
- 色落ちすると汚い髪色になりやすい
ベースカラー(元の髪色)の明るさと、色落ちのスピードは比例します。結果、ハイトーンほど色落ちが早くなってしまうのです。
ダメージレベルと色落ちのスピードも比例します。結果、ダメージ毛ほど色落ちが早くなってしまうのです。
例として、アッシュ系、ブルー系に染めると、ベースカラーの「黄色」と「青色」が混ざって緑色の髪になってしまう場合があります。
ブリーチが元の黒髪に戻るまでの期間
黒髪になるまで待ちたいけど、髪が生え変わるまでどれぐらいかかりますか?
髪が生えるスピードは、1か月で1~1.5センチ、1年で12~18cm伸びると言われています。
- ショートヘアまで1.5~2年
- ボブヘアまで2.5~3年
- ミディアムまで3~3.5年
- ロングまで3.5~4年
もちろん、髪が生え変わるスピードは個人差がありますが、目安として覚えておいて下さい。
やっぱ、すごい時間かかるんですね?
確かに現状の長さになるまで待つのは時間のかかることですが、実質期間を短くすることもできます。
グラデーションカラーに移行
根元のプリンがさらに伸びれば、グラデーションカラーに移行することも可能です。
しかし、ただ伸ばしただけでは、ブリーチ毛と自毛の境目がガタガタの状態。
プリンを活かしたグラデーションカラーに移行する場合は、美容院で境目をぼかすカラーを行う必要があります。
ショートヘアに移行
ある程度髪が伸びたら、バッサリとショートスタイルにする方法もあります。
ショートにした後、カットをしながら綺麗に伸ばしていくこともできます。
決して、髪を染めるだけが「脱金髪」の方法ではありません。
SENJYUチームは、黒染め以外の「脱金髪」メニューの提案も得意にしています。
ブリーチをやめて自然な黒髪に戻す方法
- グラデーションカラーまで待てない
- ショートにもしたくない
- 就活、面接だから早急に暗くしたい
自然な黒髪にしたいです!
ぜひ、美容院に行きましょう!
ダメージレス黒染め
ブリーチをやめたい方に向けて、SENJYUチームは色持ちの良い黒染めを得意にしています。
ブリーチ卒業されたSENJYUチームのお客様Before・Afterをご覧下さい。
なぜ、SENJYUチームのカラーは色持ちが良いのですか?
それは、髪へのダメージを最小限に抑えているからです。
高品質なカラー剤の使用し、お客様1人1人の髪質に合わせたカラーの調合をすることで、髪へのダメージを最小限に抑えたカラーの提供を可能にしています。
ダメージを最小限に抑えることで、ブリーチ毛でも色持ちの良いカラーが再現できるのです。
カラー後は、色持ちを良くするホームケアのアドバイスもさせて頂きます。
黒染め後は「ブラックシャンプー」
ブラックシャンプーを使用すると、さらに色持ちが良くなります。
ブラックシャンプーは黒い染料が配合されたカラーシャンプーです。
ハイトーンから黒染めをして、色持ちをよくしたい方にはおすすめです。
ブラックシャンプーを毎日使って、黒髪に戻すことはできますか?
絶対とは言えませんが、まず無理でしょう。
ブラックシャンプーが髪を暗くする効果は、1回の使用で1トーンほどです。
わずか1トーンだけの黒染め効果で、ブリーチ毛を黒染めに持っていくには、最低でも数百日はかかると思います。
さらに、ブラックシャンプーはカラー染料が入っているので、使いすぎると髪が傷んでしまいます。
髪への負担と労力を考えるとブラックシャンプーだけで髪を暗くするのは、現実的ではありません。
まとめ
ブリーチを本当の意味で元に戻すことはできないけど、自然な髪色にすることは可能です。
しかし、ブリーチへのオンカラーは非常に難易度が高いので、暗くする際はプロの美容師さんにお願いしましょう。
年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームは、ブリーチへの黒染めも得意にしています。
また、カットでブリーチをやめる方法もあるので、気になる方はお気軽にご相談下さい。
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ご相談はお気軽に♪♪