2022/06/30
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
白髪染めをしたら真っ黒な髪になっちゃいました?
暗い髪になりすぎて、Cry気持ちになりました…
真っ黒な髪は、野暮ったい、重い雰囲気がでてしまうので、一刻も早く明るくしたいと思うはず。
しかし、真っ黒に染まった髪は対処が非常に難しく簡単に明るくできないと思って下さい。
もし、強引に髪を明るくすると、髪がチリチリに傷んでしまう可能性もあるほど。
今回、年間3500人のカラーを担当しているSENJYUチームが、白髪染めで真っ黒に染まった原因と対処法を詳しく解説します。
そして、真っ黒に染まらない、明るくできる白髪染めも併せてご紹介します。
目次
白髪染めが真っ黒に染まりやすい理由
白髪染めは強い薬剤を使用しているので、真っ黒に染まるリスクも高いのです。
強い薬剤を使用する理由は、通常のカラー剤だとパワーが弱すぎて白髪を染めることができないからです。
ではなぜ、薬剤のパワーが弱いと白髪が染まらないのか?
それは、白髪の性質に問題があります。
- 油分が多い
- 髪表面に厚みあって硬い
- カラー剤を弾きやすい、浸透が悪い
↑以上のことから、白髪はカラーと相性が悪いと言えるのです。
そして、相性の悪さを打ち消すために、通常のカラー剤よりパワーを上げて作られたのが白髪染めなのです。
↑白髪がしっかり染まること自体は良いのですが
- 短時間で髪が染まる
- 髪内部までカラー色素が浸透する
- 真っ黒に染まりやすい
と言うこと
薬剤のパワーが強くなった分、副作用も大きくなるのです。
その副作用と言うのが「真っ黒になりやすい」ってことね?
真っ黒に染まった髪の対処が難しい理由
ここでは、真っ黒に染まった髪の対処が難しい理由を解説します。
カラーを被せても意味ない?
まず、真っ黒な髪に他のカラーを被せても、髪色が変わることはありません。
なぜなら、ベースカラー(元の髪色)が黒いと、他の色を被せても黒のままだからです。
例として、明るい画用紙であれば茶色のクレヨンで絵を描くことができます。
一方、真っ黒な画用紙の場合、茶色のクレヨンで絵を描いても分かりません。
もちろん、茶色以外のクレヨンで絵を描いても分かりません。
元が黒だと、何色を被せても意味が無いことが分かります。
なるほど、髪にも同じことが言えるのね?
- 明るすぎた
- 軽い色ムラ
- イメージ違い
↑「真っ黒に染まった」は対処不可能。
色を入れるのがダメなら、色を抜けば明るくなりますよね?
その通りですが、色を抜く手段に大きな注意点があります。
セルフブリーチは危険?
真っ黒に染まった髪を、市販のブリーチで明るくする方法はリスクが高すぎます。
なぜなら、ブリーチは髪内部の色素を削る代わりに、髪に激しいダメージを与えてしまう可能性があるからです。
ブリーチで明るくすること自体は間違っていませんが、市販&セルフブリーチだと非常にリスクが高くなります。
髪が明るくなったけど、代償としてチリチリに傷んでしまう
果たしてこれは、お客様の望んでいることでしょうか?
お客様が本当に望んでいることは「綺麗に髪を明るくする」ことのはず。
綺麗な髪を維持するためにも、市販のブリーチ剤の使用は避けてほしいです。
自然に落ちるまで時間がかかる
美容師さんの本音
真っ黒に染まった白髪染めは、自然に落ちるまで待ってほしいです。
↑色を被せても意味ない、ブリーチを使いたくない、
結果、多くの美容師さんは「自然に落ちるまで待ってほしい」と思っているのです。
しかし、真っ黒に染まった髪は自然に落ちるまでかなり長い期間待たないといけません。
白髪染めで4〜5トーンまで真っ黒に染まったとします。
↑もちろん、髪質によって色落ちの期間は大きく異なるので、参考程度に覚えてほしいです。
なんとなく分かりますが、真っ黒に染まると色落ちも遅くなるんですね?
真っ黒な髪を安全に明るくする方法
- 色を被せてもダメ…
- ブリーチもダメ…
- 自然に落ちるまで待てない、時間がない
白髪染めで真っ黒になった髪をなんとかできませんか??
そんな方のために、ダメージゼロの黒染め落としをご紹介します。
- 薬剤を使わずにカラーを落とす
- 髪や頭皮へのダメージは無い
- ムラなく自然にカラーを落とす
- 2トーンほど髪を明るくする
- カラー後、1週間以内に行うと効果的
- 仕上がりは艶がでて髪質が良くなる
ブリーチでもないライトナーでもない、特殊なトリートメントを使用して髪を明るくします。
どれほど効果があるのか?Before・Afterをご覧下さい。
黒染め落としBefore・After
色を抜きすぎない「自然に髪色に戻す」点が、大きな強みです。
確かに、自然な明るさになってますね!
トリートメントなので元の髪色を明るくすることはできません。
また、期間が経ちすぎると色が抜けずらくなってしまいます。
カラー後、3週間以内でのご来店をおすすめします。
自宅で髪を明るくする方法
真っ黒になった髪を自宅で明るくする方法ってありますか?
ない訳ではないので、自宅で安全にカラーを落とす方法を解説した別記事をご覧下さい。
自宅では限界があるので効果は限定的です。
白髪染めで真っ黒に染まってしまった場合は、美容院での対処をおすすめします。
真っ黒にならない白髪染めとは
白髪染めは髪が黒くなって当たり前。
と言う考えている方は多いと思いますが、今はカラー剤の進化によって明るい白髪染めも可能になりました。
SENJYUチームは、明るいカラーで白髪を隠せる「やさしい脱白髪染め」を提供しています。
まとめ
白髪染めで真っ黒に染まった髪を放置すると、色素が定着してしまうことで、ますます対処が難しくなります。
もし、真っ黒に染まってしまったら、できるだけ早めに対処しましょう。
安全に、確実に髪を明るくしたい方はSENJYUチームになんでもご相談下さい。
そして、明るくできる白髪染めもSENJYUチームは得意にしているので、気になる方はご連絡お待ちしています。
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