2021/12/23
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
「脱白髪染め」「大人ハイライト」と言うキャッチフレーズがでてくる通り、ファイバープレックスはヘアカラーと相性が良いです。
では、ファイバープレックスカラーの効果やメリットを具体的にご存じでしょうか?
そう言えばよく分からないかも?
この機会に、ぜひファイバープレックスカラーのメリットを知ってほしいと思い、年間5000人担当SENJYUチームが本記事を書かせて頂きました。
ファイバープレックスを取り扱う美容師だからこそ、デメリットや注意点まで詳しく解説します。
目次
ファイバープレックスとは
ファイバープレックスは、髪へのダメージ軽減&毛髪強化の効果を発揮する薬剤です。
カラーやブリーチと相性が良く、ファイバープレックスと言えばカラー&ブリーチとイメージが強いと思います。
その他メニュー、縮毛矯正、パーマ、トリートメントとも併用可能です。
トリートメントと併用すると、髪の修復効果は大幅に上昇します。
基本的にファイバープレックスと併用できないメニューは無いと思っています。
ファイバープレックスカラーのメリット
ファイバープレックスとカラーの相性の良さやどんなメリットがあるのか?詳しく解説します。
カラーのダメージを大幅に軽減する
↑%は例です。
カラーをする際、ファイバープレックスを併用すると、カラーのダメージを大幅に削減する効果があります。
カラー後、ダメージやパサつきを感じない仕上がりにできるので「ダメージを感じないカラー」を再現できます。
毛髪強化でハリコシのある髪にする
ヘアカラーを行うと、髪を支える結合が破壊されてしまい、ダメージを受けてしまいます。
ファイバープレックスは、破壊された結合に変わる新結合を作りだすことで、ダメージを補修する効果を発揮します。
毛髪強化は、100%の状態を振り切ってカラーをすればするほど髪が頑丈にすることも可能にしました。
↑%は例です。
ファイバープレックスカラーを繰り返すことでより効果を発揮できます。
カラーをしながらトリートメントも一緒に行っているイメージかしら?
100%を振り切った髪の補修ができるトリートメントだと思って下さい。
施術時間が短い
トリートメントと言えば、15分~1時間ほど施術時間がかかってしまいます。
しかし、ファイバープレックスカラーは特殊な工程が無いため、施術時間はほとんど変わりません。
ファイバープレックスカラーのデメリット
ここでは、やる前に絶対に知っておくべきファイバープレックスカラーのデメリットを解説させて頂きます。
カラーの技術力は必須
「ダメージを感じないカラー」と聞こえは良いですが、ファイバープレックスはカラーの技術力がある美容師さんが使用しないと意味がありません。
なぜなら、ファイバープレックスはカラーの難易度を下げる効果は無く、あくまでダメージ削減に特化した薬剤だからです。
もし、カラーの技術力の無い美容師さんがファイバープレックスカラーを行っても、効果を活かせないまま終わってしまいます。
まずは、カラーの技術力のある美容師さんを見つけましょう。
ファイバープレックスを使用しているかどうかは、その次です。
なるほど、では市販のカラー&ブリーチ剤にファイバープレックスを使っても意味が無いってこと?
その通り!市販のカラー&ブリーチ剤とファイバープレックスを併用したところで、全く意味が無いのです。
タンパク質変性は防げない
ヘアカラーを行うと、髪内部のタンパク質が硬くなってしまうと言われています。
タンパク質変性を起こした髪は、悪い意味で髪質が変わってしまうので様々なデメリットを引き起こします。
- 次回のカラーが染まりずらくなり、発色も悪くなる
- 縮毛矯正やパーマのかかりが悪くなり、持続力も下がる
- コテで巻きずらくなり、巻いてもすぐ取れる
- 髪にまとまりが無く、扱いずらくなる
うわ!髪のタンパク変性ってこんな悪いことがあるんですね?
髪のタンパク変性は、ファイバープレックスの専門外なので防ぐことができません。
髪のタンパク変性は「酵素トリートメント」を行うことで直すことができます。
カラーの発色が悪くなる可能性がある
- ファイバープレックスは「酸性」
- カラー剤は「アルカリ」
お互い相反する成分同士なので、薬剤としては相性が悪いとされています。
そして、相性が悪い成分同士を併用すると、効果が減力してしまう可能性があるのです。
ファイバープレックスカラーを行う際は、カラー単体より僅かに発色が悪くなると思って下さい。
追加料金がかかる場合が多い
ファイバープレックスはカラー料金+で2000~3000円ほど追加料金がかかります。
SENJYUチームは+2200円(税込)で提供しています。
SENJYUチームファイバープレックスカラー
SENJYUチームは、ファイバープレックスカラーを駆使したカラーを提供しています。
まとめ
デメリットや注意点もありますが、それを差し置いてもお客様が損をしたと感じることは無いと思っています。
むしろ、カラーやブリーチをするお客様全員にファイバープレックスを併用してほしいと思うほど。
SENJYUチームはファイバープレックスサロンとして「ファイバープレックスカラー」を全国に広めていきたいと思います。
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