2021/12/06
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
ファイバープレックスってカラーやブリーチのイメージがありますが、縮毛矯正でも使えるんですか?
結論、ファイバープレックスは縮毛矯正とも愛情が良いです。
ファイバープレックス縮毛矯正の魅力を年間800人の縮毛矯正を担当するSENJYUチームが詳しく解説します。
そして、ファイバープレックスでは防げない髪の熱変性についても詳しく解説します。
SENJYUチームはファイバープレックスサロンです。
目次
ファイバープレックスと縮毛矯正の相性は良い?
結論、ファイバープレックスと縮毛矯正の相性は良いです。
- 縮毛矯正のダメージを大幅に軽減する
- 縮毛矯正のダメージを補修する
- 縮毛矯正を繰り返すほど頑丈な髪になる
- エイジング毛でも安心して縮毛矯正ができる
メリットを見て分かる通り、ファイバープレックスを使用することで髪のダメージの心配なく縮毛矯正ができるようになった点は画期的と言えます。
熱変性を防げない?ファイバープレックス&縮毛矯正
では、ここからが本題。
ファイバープレックスでは防げない「髪の熱変性」について詳しく解説します。
髪の熱変性とは
縮毛矯正を行う際は、髪にアイロンを通すことでくせを伸ばしてストレートにする工程があります。
150~180℃のアイロンの熱を髪に与えると、髪内部のタンパク質が固まり熱変性を引き起こしてしまうのです。
アイロンによる髪の熱変性は、生卵を熱するとゆで卵になる理論と全く同じと言えます。
そして、髪が熱変性を起こすことによって、柔軟性が無くなり硬い髪になってしまいます。
- 髪に柔軟性が無くなり、硬くなる
- カラーが染まりずらくなり、発色も悪くなる
- 縮毛矯正やパーマのかかりが悪くなる
- 髪にまとまりが無くなる
- トップがぺったんこになる
- 毛先がシャキンとなる
冒頭に解説したデメリットですね。
「髪のダメージ」と「髪の熱変性」の違い
あの「髪の熱変性」と「髪のダメージ」って違うんすか?
髪のダメージは目で見ることができる髪質の変化に対して、髪の熱変性は目で見ることができない髪質の変化ではないかと思っています。
- 単純に髪が傷ついた状態
- 自覚している方は多い
- 髪の柔軟性が無くなる、硬くなる
- 悪い意味で髪質が変わる
- 自覚している方は少ない
↑おそらくこんな感じではないかと?
正直似たり寄ったりな部分もありますが、ここでは異なる髪の異常事態だと思って下さい。
髪の熱変性はファイバープレックスで防げない
髪の熱変性に関してファイバープレックスは全くの専門外と言えるのです。
そのため、ファイバープレックスでダメージを防ぐことができても、髪の熱変性は止めることができず、縮毛矯正を繰り返すほど髪が硬くなってしまうことに…
熱変性はどうすれば良いのですか?
髪の熱変性は、酵素トリートメントで直すことができます!
熱変性から守るファイバープレックス&縮毛矯正とは
酵素トリートメントは酵素の力で硬くなった髪をほぐして、髪に柔軟性与える効果を発揮します。
例えるなら、酵素トリートメントは学生時代のふわふわのバージン毛にしてしまう様なイメージです。
酵素トリートメントを併用することで髪のダメージを防ぎながら、髪の熱変性も直します。
酵素トリートメントを+させることで「縮毛矯正をしたのにずっとバージン毛」を再現できるほど。
(バージン毛に戻す訳ではありません)
SENJYUチームのファイバープレックス&縮毛矯正
SENJYUチームは縮毛矯正に変わる「髪質改善」をメインに提供しています。
特殊な薬剤を使用した髪へのダメージゼロのストレート技術です。
くせ毛改善だけでなく、トリートメントをした様に艶をだすこともできます。
ファイバープレックスを併用することで、ダメージ補修効果も+されるので、髪が傷まないどころかトリートメント効果のあるストレートメニューにしてしまう効果があります。
傷まないを通り越してダメージ補修もしてしまう!それはファイバープレックス&髪質改善です。
縮毛矯正よりストレートにする効果はありません。
くせが非常に強い方には縮毛矯正のご案内をしています。
また、アイロンを使用するため、定期的に行うと髪の熱変性を引き起こす可能性があります。
髪質の変化が気になる場合は酵素トリートメントの併用施術をおすすめしています。
美容師さんの技術力と熱変性は比例する?
縮毛矯正を行う以上、ある程度の髪の熱変性は仕方ないことですが、技術力の無い美容師さんが行う縮毛矯正ほど髪の熱変性を起こしやすいとされています。
これは縮毛矯正のアイロンワークに問題があるため、1回行っただけでも過度な熱変性を引き起こしてしまうからです。
- アイロンの設定温度が高すぎる
- アイロンのプレス(挟む)が強すぎる
- 同じ個所に何度もアイロンを通す など
髪の熱変性を防ぐためにも、縮毛矯正が得意な美容師さんを見つけだしましょう。
さらに言うと、縮毛矯正の技術力が無いとファイバープレックスの効果も台無しになってしまいます。
ファイバープレックスサロンで検索する際の注意点
CMで「ファイバープレックスサロンで検索」と言うキーワードができてますが、ファイバープレックスを扱っている美容室全てが、お客様の理想を叶えてくれるとは限りません。
なぜなら、美容室に所属する美容師さんには技術力に差があるからです。
要は、ファイバープレックスサロンを売りにしていても、担当してくれる美容師さんが縮毛矯正を得意にしているかどうかは全く別の話しと言うことなのです。
ファイバープレックスを使っているかではなく、縮毛矯正の技術力があるかで判断して下さい。
まずは「縮毛矯正の上手い美容師さんを探す」その次にファイバープレックスを使っているか調べる、この順番で下調べを行って下さい。
まとめ
しかし、ファイバープレックスでは髪の熱変性は防げないと言う注意点があることも覚えてほしいです。
解説した通り、髪の熱変性は様々なデメリットを引き起こしますが、髪のダメージと違って髪が熱変性引き起こしていることを自覚している方は意外と少なめ。
今回は、ファイバープレックスの「髪が傷まない」だけが先走ってしまわない様に、髪の熱変性についても詳しく解説させて頂きました。
SENJYUチームは縮毛矯正に変わる、ファイバープレックス&髪質改善を全国に広めていきたいと思います。
その他、ファイバープレックス&縮毛矯正について分からないことがあればなんでもご相談下さい。
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混雑時は返信が遅れますのでご了解ください