2022/09/11
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
定期的に行っているけど「ヘアカラーをやめたい」と悩んでいる方もいるはず。
しかし、ヘアカラーをやめると、こんなお悩みに直面します。
カラーをやめるとプリンが目立つんですよね。
単にやめるだけだと、髪が生え変わるまでプリンを我慢しなければいけません。
しかし、数年間でみっともないプリンを我慢するのは辛いはず。
ヘアカラーをやめた後は「自然に戻す」ことが大事なのです。
今回、年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが、ヘアカラーをやめて自毛に戻す際の注意点を解説します。
目次
ヘアカラーをやめたいと思ったらやめるべき
と少しでも思っていたら、やめるべきだと思っています。
なぜなら、本当にヘアカラーを楽しんでいたら「やめたい」なんて感情は存在しないはずだからです。
でも、やめるとすぐプリンが目立っちゃうし?
それです!「プリンのために染める」のが間違っているのです。
ヘアカラーをする理由が「プリンを隠す」ためだけに行うのなら?
それは、もはやヘアカラーを楽しんでいないことになります。
なぜなら「プリンを隠す」と「おしゃれを楽しむ」は全く意味が違うからです。
もしあなたが、プリンを隠すためだけにヘアカラーをしているならば、
本来ヘアカラーを行う目的から脱線しています。
ヘアカラーを行う真の目的は「おしゃれを楽しむ」ためです!
もちろん、ヘアカラーをやめて地毛に戻してしまえば、プリンで悩むことはなくなります。
無理にヘアカラーを繰り返すと…
ヘアカラーには様々なデメリットがあります。例えば…
- お金と時間が取られる
- 髪が傷む
- 頭皮に負担がかかる
- 白髪の発生リスクが上がる
- パーマ、縮毛矯正のかかりが悪くなる
↑分かっていたけど、楽しんでないのにこれらを犠牲にするのはおかしいですよね。
そうなんです!そして、ヘアカラーをやめたらメリットも沢山あります。
ヘアカラーをやめた後のメリット
髪の悩みが少なくなる
- 髪のダメージの心配がなくなる
- 髪の乾燥のリスクが少なくなる
- プリンがなくなる
↑これも分かっていたけど、やっぱり助かりますよね。
時間とお金の節約になる
1年でどれぐらいの時間とお金を使うか?
ヘアカラーの料金6000円・2時間×12年だとすると
- 72,000円
- 24時間
↑これだけ時間とお金を使っていることに
果たして「プリンを隠す」ことが目的だとしたら、割に合っているでしょうか?
ちょっと無駄ですね。
開放感がある
ヘアカラーが作業とかしていたならば、ヘアカラーをやめて後悔することなんてないと思っています。
むしろ、無駄な作業がなくなって開放的な気分になるはず?
むしろ「やめて良かった!」と開放感がでてポジティブな気分になれるはずです!
こればっかりは「やめないと分からない」感情ですが…
ヘアカラーをやめて自毛に戻す際の注意点
早速、ヘアカラーをやめようと思います!
ちょっと待って下さい!ヘアカラーのやめる前に「やめる際の注意点」を知ってほしいです。
カラー毛は自毛に戻せない?
↑期間は例です。
一度ヘアカラーを行なった部分の髪は、二度と自毛に戻せません。
これは、髪は死んだ細胞のため自己再生することができないからです。
黒染めで暗く染めても、それは染料を被せているだけなので、本当に意味で自毛に戻すことはできないのです。
つまり、髪が生え替わらない限り、カラー毛の状態がずっと続くってことね?
その通りです。
正確にはカラー毛ではなく「ブリーチ毛」の状態が続くことになります。
詳しくはこちら
ハイトーンほど色落ちが早い
↑期間は例です。
カラーをする前、元の髪色が明るいほどすぐ色落ちしてしまいます。
そのため、暗い色が定着するまでカラーを繰り返す必要があります。
髪質によりますが、2〜3回黒染めを繰り返すと色落ちが気にならなくなります。
ダメージ毛ほど色落ちが早い
髪がチリチリに傷んでいる状態でカラーをしても、すぐ色落ちしてしまいます。
もし、黒染めを長く維持したい場合は、トリートメント等ででダメージケアをする必要があるのです。
黒染めの色落ちはオレンジ色になる?
そもそも、黒染めは黒色の染料を髪に入れるのではなく、濃い赤の染料を入れて暗く染めます。
染めた直後は自然な黒髪になりますが、色落ちすると赤の染料が目立って、オレンジ色の髪になってしまう可能性があるのです。
色落ちで髪がオレンジ色になってしまう事例は、ハイトーンの上から黒染めをした場合によく発生します。
セルフの黒染めはリスクが高い
黒染めと言っても、ただ暗く染める訳ではありません。
髪質や肌色、その人の雰囲気に合わせてカラー剤を選定して、その人に合わせた黒染めをします。
しかし、市販の黒染めはどんな髪質でも染まるように、強い薬剤を使用しているので濃く染まりやすい傾向があります。
結果、市販の黒染め薬剤を使うと、不自然なまでに真っ黒に染まってしまう可能性があるのです。
自毛に戻す方法と美容院での頼み方とは?
あの、ヘアカラーをやめるにはどうしたら良いのですか?
美容院でどうやって頼めば良いのか分からないです。
ではここから、SENJYUチームが行う「ヘアカラー卒業&自毛戻し」の方法をご紹介します。
黒染めをする
黒染めは一番ベーシックな方法
暗すぎない、明るすぎない色を入れて自然な髪色に戻します。
色落ちが心配な方は、定期的にサロントリートメントを行うことでカラーの色持ちが良くなります。
SENJYUチームは髪のダメージを最小限に抑えたダメージレスカラーを提供しています。
ダメージを最小限に抑えることで、色持ちを良くすることができるのです。
境目をぼかすオンカラー
ヘアカラーをやめて真っ先に気になるのが根元のプリンですが、をあえて残す方法もあります。
プリンは境界線がはっきりしていると、みっともない印象になってしまいますが、境界線をぼかすことで自然なグラデーションにすることができます。
カットをしながら自毛に戻す
境界線をぼかした後、髪が伸びたらカラー毛をカットすることで、少しずつ自毛に戻すことが可能です。
定期的にカットをしていくことで、毎回黒染めを行わず、徐々に自毛に戻すことができます。
バッサリショートにした後、カットをしながら綺麗に伸ばす方法もあります。
様々なメニューを駆使して「脱ヘアカラー」のお手伝いをさせて頂きます。
なるほど、でも選択肢がいくつかあると、どうやってヘアカラーをやめようか迷う?
そんなときは「とりあえず時間だけ予約」がおすすめです。
髪のことで悩んでいるけど、なにをすれば良いのか分からない?
そんな方におすすめの予約方法です。
お時間、ご予算などを相談しながら、メニューを提供させて頂きます。
自毛に生え変わるまでの期間
あの、髪ってどれぐらいで生え変わるんですか?
髪が生えるスピードは、1か月で1~1.5センチ、1年で12~18cm伸びるぐらいです。
- ショートヘアまで1.5~2年
- ボブヘアまで2.5~3年
- ミディアムまで3~3.5年
- ロングまで3.5~4年
(全て目安です)
日常生活のひと手間で髪を早く伸ばす方法もあります。
まとめ
もし「楽しんでいる!」と自信を持ってお答えできるのなら、ヘアカラーをやめる必要は一切ありません。
しかし、ちょっとでも悩んでいたら、ヘアカラーを楽しんでいない、プリンを隠すだけの「作業」になっている可能性があります。
決して、ヘアカラーだけがおしゃれを楽しむ選択肢ではありません。
ヘアカラー以外にもおしゃれの楽しみ方はあるので、気になる方はSENJYUチームになんでもご相談下さい!
ラインよりお問い合わせください☺
毎日沢山の方からご連絡頂いているため
混雑時は返信が遅れますのでご了解ください
ご相談はお気軽に♪♪