2022/01/27
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
ブリーチや縮毛矯正のやりすぎで髪が傷んでしまった。
枝毛、切れ毛が酷くて、とかしただけで髪がちぎれてしまう。
いっそのこと、傷んだ部分をバッサリ切ってしまいたいと思う方も多いはず。
でも、傷んだ部分をカットすると髪が短くなる?
と思うのは当然のことですが…
カットをすることが、髪を早く、そして綺麗に伸ばす秘訣になります。
むしろ、カットしない方が、髪が伸びるスピードが遅くなってしまうかもしれません。
- 髪のダメージと髪が生える早さの関係
- 毛先の枝毛、切れ毛はいち早くカットすべき理由
- 毛先を切るとダメージが悪化するケースとは?
上記の内容を、年間5000人担当美容師SENJYUチームが詳しく解説します。
目次
枝毛、切れ毛の状態だと髪が伸びない?
ダメージが大きくても小さくても、髪が伸びる早さは、ほぼ一定だと思って下さい。
なぜなら、髪が生えるスピードは頭皮細胞が関係しているので、髪のダメージとは無関係だからです。
どんな傷んでいても、髪が生えるスピードは変わらないのね。
しかし、髪が激しいダメージを受けているほど「伸びるのが遅い」と感じてしまうときがあります。
毛先がちぎれると、髪が伸びない
毛先の髪が激しいダメージを受けて枝毛、切れ毛になってしまうと、髪は簡単にちぎれてしまいます。
髪が伸びても、ちぎれてしまえば「髪が伸びていない」と言う結果になります。
枝毛、切れ毛の状態で伸ばすのはNG
枝毛は、名前の通り毛先がさけて枝分かれしている状態。
毛先がさけて、枝分かれしている髪を放っておくと、さけるチーズの様に、髪がどんどんさけてしまう可能性があるのです。
枝毛、切れ毛の状態で髪を伸ばすと言うことは、なにもせず放置することだと思います。
- 手グシやシャンプーなどわずかな刺激でもダメージを受ける
- アイロンやドライヤーの熱ダメージを過度に受ける
- カラーやパーマや縮毛矯正薬剤のダメージに弱くなる
↑要は、あらゆるダメージを過度に受けてしまうことに
放置すると根本の髪が断毛する!?
枝毛、切れ毛をの状態でブリーチや縮毛矯正を繰り返すと、根本から断毛してしまう危険性があります。
断毛した部分だけ髪がなくなってしまうため、もはやカットでもフォローできない状態になってしまいましす。
もし、根本から髪が断毛してしまうと、短い部分に合わせて髪を切り揃えるか、髪が伸びるまで気長に待つしか対処法がありません。
「根本からの断毛」を防ぐためにも、枝毛、切れ毛は早急な対処が必要なのです。
では、枝毛、切れ毛はどうしたら良いのですか?
枝毛、切れ毛などの傷んだ毛先はカットすべき
枝毛、切れ毛の部分をカットしてダメージの悪化を防ぐことが大事です。
残念ならが、枝毛、切れ毛はトリートメントで修復することができません。
そして、先述の様に枝毛、切れ毛を放置すると、ダメージが悪化してしまうので、まずはカットで応急処置を行う必要があるのです。
でも、髪は短くしたくない…?
いえ!カットと言っても、バッサリ短くする訳ではありません。
切るなら何センチ?
毛先の、枝毛、切れ毛を中心にカットするので5〜10センチほど短くなると思って下さい。
なるほど、深刻なダメージを受けている部分だけカットするのね。
ビビリ毛はカットしなくてもOK
- 枝毛、切れ毛とは
- ビビリ毛とは
髪の大黒柱が壊れていて、修復不可能な状態。
髪の大黒柱が壊れていないので、修復可能な状態。
↑SENJYUチームの見解です。
要は、ビビリ毛の段階であれば、むやみにカットする必要はないのです。
毛先がチリチリになってしまうほどのビビリ毛でも、対処法はいくつかあります。
SENJYUチームでは、通常のトリートメント以外にも、酸熱トリートメントやレスキュー酸熱といった新技術を駆使して、ビビリ毛の修復を行なっています。
自分(セルフ)で切っても良いの?
セルフカットでは、髪全体の枝毛、切れ毛を綺麗にカットすることはできません。
なぜなら、枝毛、切れ毛は髪全体に発生している可能性が高いため、セルフで対処するには限界があるからです。
また、カット技術が無いと、カット自体がダメージが悪化の原因になってしまうときもあります。
カットがダメージ悪化の原因ってどう言うことですか?
毛先を切るとダメージが悪化するケースとは?
(画像はイメージです)
カットの上手い美容師さんほど、カット断面が綺麗と言われています。
一方、カットが苦手な美容師さんは、カット断面が乱れている場合が多いです。
カット断面が乱れていると、パサついたり、ダメージに弱い髪になってしまうのです。
例え根本からバッサリ髪を切っても、カット技術に難があると、ダメージに弱い髪になってしまう可能性があるのです。
なるほど、では枝毛、切れ毛のカットは、カットの上手い美容師さんにお願いすべきなのね?
その通り!カットは髪のダメージを守る最大の手段だと思っています。
綺麗な断面を作りだして、ダメージに強い、見栄えをよくする、それが美容師のカット技術です。
傷んだ髪をカットで早く&綺麗に伸ばす方法
髪が自然に伸びるのを待つだけではいけません。
髪が伸びたスタイルに合わせてカットを行う必要があります。
長さ別のおすすめスタイルを解説した別記事があるので、ぜひご覧下さい。
まとめ
絶対に外せない条件は「髪を傷ませずに、理想のスタイルにすること」だと思います。
そうなると、ただ髪を伸ばすだけでは意味がありません。
- 綺麗な髪になる
- 髪を早く&綺麗に伸ばす
- 理想のヘアスタイルにする
↑両者を達成するには「カット」は切っても切れない関係。
さらに、美容師さんカット技術も本当に大事になります。
年間5000人のカットを担当するSENJYUチームになんでもご相談下さい。
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ご相談はお気軽に
カウンセリングでのご来店可能^^
そして、髪のダメージを修復できたら次のステップへ移りましょう!