2022/03/04
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
今回「絹女ドライヤー」と「リファドライヤー」を比較しました。
どちらも美容師としておすすめするドライヤーでしたが、使い心地や特徴など異なるポイントが数多くありました。
なるほど、絹女とリファに向いている人や特徴の違いを教えてほしいです。
では今回、年間5000人担当美容師「小島なつき」が、絹女&リファドライヤーを比較したレビューを大公開します。
実際使用したレビューを元に、デメリットや注意点まで詳しく解説します。
目次
絹女&リファドライヤーの基礎情報
絹女ドライヤーとは
発売日:2021年 3月 12日
¥26,400(税込)
KH001:ホワイト・KH002:モカ
重量:323g
約201(W)×50(D)×220(H)mm
風量:2.2m³/分
コードの長さ:2.2m
最大消費電力:1250w
絹女ドライヤー最大の特徴は、今までのドライヤーとは全く違う点です。
- デザインが斬新
- 超大風量
- 軽量、小型で持ち運びに便利
顧客目線で「まさにこれ!」と思う要望を全て叶えているドライヤーで、発売以来売り切れが続出している人気ドライヤーです。
リファドライヤープロとは
発売日:2022年 2月 9日
¥39,600(税込)
RE-AJ02A:ホワイト・RE-AJ03A:ブラック
重量:740g
約2461(W)×81(D)×232(H)mm
風量:2.2m³/分
コードの長さ:2.5m
最大消費電力:1200w
リファドライヤー最大の特徴は、温風と冷風を自動で切り替える「プロセンシングモード」があることです。
プロセンシング機能は、センサーが髪の温度を感知して、髪に熱が加わり過ぎると、自動で冷風に切り替わるシステムです。
これによって、ドライヤーの熱による髪のダメージを防ぐことが可能です。
向いている&向いていない人を比較
ここで解説する内容は、
- リファと比較、絹女ドライヤーに向いている人とは
- 絹女と比較、リファドライヤーに向いている人とは
1番気になる疑問だと思うので、しっかり解説させて頂きます。
絹女に向いている人【リファと比較】
- 髪の長さは「ボブ〜ロング」
- ダメージレベルは「あまり傷んでいない髪」
- 毛量は「普通〜多い」
- くせ毛は「弱い」
絹女は風量がかなり強く、髪が横に広がりやすく、ショートにはやや扱いが難しいと思いました。そのため、ある程度の長さのあるボブ〜ロングの方におすすめです。
絹女は風量が強いため、ハイダメージ毛に使用すると髪が絡まってしまう可能性があります。そのため、髪があまり傷んでいない方の方が使いやすいと感じるかもしれません。
絹女ドライヤーは「速乾性が高い」「軽量なので腕が疲れずらい」点から、毛量が多い方でも時短で乾かせます。
風量が強すぎて、くせ毛や広がりが若干収まりずらいと感じました。そのため、くせが強い方だと絹女ドライヤーは若干扱いづらいと感じる可能性があります。
絹女ドライヤーは、風量が強すぎる点がデメリットにもなっています。
リファに向いている人【絹女と比較】
- 髪の長さは「万能」
- ダメージレベルは「万能」
- 毛量は「少ない〜普通」
- くせ毛は「万能」
リファの風量は、強すぎない、弱すぎない適度な強さのため、髪の長さでの相性の良し悪しはないと思っています。
髪の温度を感知して温度を切り替えるプロセンシング機能のおかげで、ハイダメージ毛でも安心して使用可能なドライヤーになっています。
740gとやや重いので、毛量が多い方がリファを使用すると、腕が疲れてしまう可能性があります。
さらっとした仕上がりですが、しっかりブローをすれば、くせも収まります。
どちらかと言うと、リファドライヤーの方が万人向けなイメージでした。
その他、絹女&リファドライヤーの気になるポイントを比較
購入前、皆様が気になるであろうポイント比較します。
使いやすさを比較
絹女ドライヤーの方が使いやすいと思いました。
絹女はセルフドライを行うこと前提で作られたので、今まで見たことのない独特な形状をしています。
一方リファドライヤーは、美容師さんがお客様に使用する際のことも考えて作られているので、100%セルフドライに向いている訳ではないのです。
「絹女は一般向け」「リファは業務用も兼ねている」ってことかしら?
そんな感じで覚えてくれて大丈夫です。
値段の比較
↑1万円以上の差があることが分かります。
ここまで値段に開きがあると、仕上がりも大きく異なるんですか?
いえ、仕上がりに大きな差はないと思って下さい。
リファドライヤープロは、センシング機能(後述)がついているので、値段が高いのでは?と思っています。
しかし、プロセンシング機能はドライに慣れている人からすると、使わない機会が多いと思います。
そう考えると、リファドライヤープロはオーバー性能に感じてしまう可能性もあります。
個人的に、コスパの良さは絹女ドライヤーの方が上だと思いました。
重量と大きさを比較
↑これは、ダントツで絹女ドライヤーに軍配が上がります。
軽量、小型を求めるならば、迷わず絹女ドライヤーを買いましょう。
絹女ドライヤーはとにかく軽いので、長時間使用しても腕が疲れにくいです。
↑絹女ドライヤーは、コードの根元に引っ掛ける部分が作られていません。
しかし、ストラップが付属しているので、後から引っ掛ける部分を作ることが可能です。
風量の比較
↑風量の強さは、絹女ドライヤーが圧倒的に勝利。
絹女ドライヤーの風量は、最強クラスに強いと思います。
しかし、絹女は風量が強いがゆえに、適当なドライをすると、髪がバサバサになってしまう可能性があります。
決して、大風量だから良い訳でないことを覚えておいて下さい。
絹女&リファドライヤーの風量が分かる動画あるので、ぜひ見比べて下さい。
↑絹女ドライヤー
↑リファドライヤープロ
絹女&リファドライヤーのデメリットを比較
ここでは、絹女とリファを比較した際のデメリットを比較します。
絹女ドライヤーのデメリット【リファと比較】
- 風量が強くて髪が横に広がりやすい
- 風量が強くて夏場は汗をかきやすい
- 風量が強くて傷んだ髪は絡まりやすい
↑風量が強過ぎる点が裏目にでている感じですか?
そうなんです!髪質によって大風量はデメリットになる場合もあるのです。
リファドライヤープロのデメリット【絹女と比較】
- 重くて大きいので収納に不便
- 横に置くと不安定
- ドライヤー落とすとボディが割れる(口コミ情報)
個人的に、リファドライヤーは大きさや重さが1番気になるポイントでした。
業務用として使用する際は気になりませんが、スペースが限られている自宅だと、リファの大きさと重さは無視できません。
まとめ
どちらかと言えば、絹女ドライヤーの方がおすすめだと思います。
- 軽くて扱いやすい点は特に高評価
- 風量も強くて速乾性抜群
- コスパも良い
↑全て、個人の感想です。
と言うことで、迷ったら絹女ドライヤーを選ぶべきだと思っています。
もちろん、リファドライヤープロも絹女に負けないぐらいおすすめ。
しかし、絹女ドライヤーは「購入者が求めているポイント」を全てクリアしているイメージがあったので、もし買うとしたら絹女かな?と小島なつきは思いました。
絹女は最高のドライヤーなので買って損しないはず。
絹女ドライヤーは、公式サイトでしか1年間の無料保証はつきませんのでご注意下さい。
本記事を読んで、あなたにとって最高のドライヤーに出会えたらと思います!