2023/04/02
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
丸顔に似合う、ボブスタイルってあるのかな?
美容師さんにボブカットのイメージをしっかり伝えられるようになりたい。
本記事は、以上のお悩みを解決します。
自分の顔の輪郭や悩みに合わせた抜群のヘアスタイルを求める方向けに書かせていただきました。
年間5000人のお客様のカットを担当するSENJYUチームが、顔に似合う髪型と、美容師にカットを注文する際のコツをご紹介します。
髪を切った後に悔いが残らないようにしたい、と思っている方必見の内容です。
↑本記事と若干内容が異なります。
目次
丸顔に似合う髪型「ボブ」スタイルの紹介
まず、顔に丸みのあると良いことが沢山あります。
- 可愛らしく見える
- 年齢よりも若く見える
- 男性ウケが良い
例として、現在まだ20代前半だと「大人っぽい方が良い」と思うこともあるかもしれません。
しかし、人は年齢を重ねるに連れて「若く見られたい」と感情が変化するものです。
お客様の理想は、自分の気になる部分をカバーしながらも「素敵だね」と周囲から言ってもらえるスタイルですよね?
ここでは、ボブに特化した丸顔に似合う髪型を、大きく分けて2つ、かわいい系とカッコイイ系として集めてみました。
丸顔に似合う髪型:かわいい系
清楚系の代表です。内巻きにセットして、若さ・女の子らしさを印象づけます。
顔の輪郭を全て隠すわけではありませんが、柔らかさや可愛らしさを表現できます。
丸顔に似合う髪型:カッコイイ系
夏の時期になると人気になりますが、通年このヘアスタイルで定着させている人も多数います。
フェイスラインに沿わせることで、こめかみ~エラ部分までを一気にカバーできます。
美容師にカットを注文する際の伝え方【4つの事前準備】
顔に似合う髪型「ボブヘア」は、種類の多いので注文する場合、美容師さんに伝えることは沢山あります。
ここでは美容師さんに伝えておくべき、と思う内容をまとめました。
自分を分析した結果を、しっかり美容師さんに伝えましょう。
伝え方:隠したい場所・気になる場所
例えば、
- エラがでるのが嫌
- 太って見えるのが嫌
- 目が細いのが際立つのが嫌
- 笑った時に顔が横に広がるのが嫌
髪を切ってもらう際、一番やってほしくないこともしっかり伝えると良いです。
伝え方:自分の日常の癖
例えば
- 左手で頬杖つく癖がある
- 髪をかき上げる癖がある
- 髪を耳にかける癖がある
- デスクワークが多く姿勢が悪い
- 立った時に重心が右に傾いている
以上の様な、些細なことをお伝えしても、美容師さんは色んなことを想定してカットできる場合があるのです。
「後ろは重さを取りたいけれども、程々に重さ調整して様子をみる」など、お客様の日常のことを聞けると、細部までの微調整がしやすくなります。
伝え方:毛質の悩み
例えば
- 毛が太すぎてシャンプーが大変
- 毛が細いから、ぺた毛やボリュームのなさが気になる
- くせ毛は気にならないけれど、白髪が気になる
毛質は美容師さんが見ても分かることですが、改めてお客様の言葉で聞かせてもらうと、さらに注意をしてカットをすることができます。
事前に参考画像を準備する
丸顔に似合う髪型のヘアカット写真を何枚か用意して、どの部分が気に入って写真を選んで来たのかを伝えられると良いです。
分からない場合は、美容師さんに髪型のイメージを数枚セレクトしてもらいましょう。
【カットをする前に】丸顔以外にチェックしたいポイント3つ
実はボブヘアって、似合わせることが難しいときがあるので、丸顔に似合う髪型はとくに注意が必要です。
せっかく事前にスタイル写真を準備して行ったのに…なんかイメージと違う…
↑そんな、経験ございませんか?
カットをする前に、理想の写真を準備することはとても重要。
しかし、理想をイメージしたら、自分と照らし合わせる作業も重要なのです。
ポイント1:首の長さをチェック
モデルと自分の首の長さをチェックすること。
首が長いから似合うヘアスタイルと、首が短いから似合うヘアスタイルがあります。
毛先が首に差し掛かるところが気に入って写真を選んだ場合、必ず見た目のバランスを自分と比べてみましょう。
ポイント2:目の形・眉毛の形をチェック
左右目の大きさが微妙に違います。
自分が気に入る方はどちらか?を確認してみましょう。
また、筋肉の動きによって眉毛の上がり方なども変わりますので、あわせてチェックすることが大事です。
ポイント3:スタイリングの形で見てみる
髪型モデルの写真は、キレイなスタイリングセットがされていることがほとんど。
理想のスタイルにしてもらっても、自分で日々セットができるか?よく考えることも必要です。
もし、自分でできないかもしれない?と思ったら、美容師さんに相談してアドバイスをもらいましょう。
カットをより理想的にするための注文の伝え方
お客様と美容師さんが長くお付き合いするためには、まずは、お客様自身をよく知ってもらいましょう。
「安心して通える」「安心してこの美容師さんに任せられる」」思うためには、担当美容師さんに自分のことを知ってもらうことが大切です。
伝え方を3段階にする方法
全部の意見を1回でクリアすることが難しい場合もあります。
それは、来店して2〜3時間ではお客様の全てをすることができないからです。
美容師はお客様に触れさせていただく為、親近感がわきやすくなりますが、一度に時間を過ごせるのは、ほんのわずか。
そこで「自分がこうなりたい」というゴールまでの道のりを3ステップくらいに分けて伝えていきましょう。
- 優先順位を作る
- 最初は、一番の悩みを解消できるように伝える
例【前上がりウルフボブの場合】
最終的にどんなスタイルへ持っていきたいか?を画像などで提示する。
- 本当は10㎝切りたいけれど5センチだけ切ってもらう
- 顔まわりの前上がりは、しっかり画像通りにやってもらう
- 前髪は似合わせでお願いして、丸顔に似合うように切ってもらう
最終的にどんなスタイルへ持っていきたいか?を画像などで提示する。
- 5cm切ってみる(長さは画像より少し長いくらいになる)
- ひし形になるように、よりバランスを見てもらう
- 前回おまかせした前髪は、もっと厚く切ってもらいたい
最終的にどんなスタイルへ持っていきたいか?を画像などで提示する。
- 画像と同じように切ってもらう
- 毛の量が多いから、今よりも軽い感じにしてもらう
- 首が短いので詰まって見えないように、バランスを調整しながらカットをしてもらう
なるほど、回数を重ねるごとに要望が具体的で細かくなっていくのね?
丸顔をカットで隠す以外の方法
美容師さんとの人間関係ができてくると、新しい自分の発見もできるようになったりする場合があります。
これは、美容師からの「提案」を受けることができるからです。
担当美容師は、突然気づいたりします。
それは、コンプレックスである部分を強みに変えること。
顔に似合う髪型には、色々な方法で対策していくことができるのです。
前髪
おでこを出すことによって丸顔を解消される場合もあります。
前髪はあるけれども、流すことで大人っぽさが出るスタイルです。
自然な流れを作ることで、丸顔を抑えることも可能。
顔まわり部分
微細な調整で雰囲気が変わることがあります。
ボブはフォルムの位置が重要です。
(※フォルム=自分の目から見える丸み部分)
「丸み部分(フォルム)を、あと3cm上になるようにヘアカットをするとこうなるよ!」という姿を見せてくれることもあります。
ヘアセット(ヘアスタイリング)
例えば、前髪を立ち上げて丸みを付けて見ることで、立体的で顔全体の印象が変わることもあります。
髪の表面だけ巻いて、1〜2カール程度の巻き方や、ウェブ巻きなどにしたりすると、顔とのバランスが取れて綺麗に見えることもあります。
【カットをした後】ボブヘアのスタイリング
丸顔に似合う髪型は、ヘアカットをしておしまい!とはいかない場合もあります。
ボブヘアのときは特に。
美容室に行かなくても自分でできるように、日々のスタイリングのコツを教えてくれます。
- どんなヘアアイロンを使っているのか?
- どんなスタイリング剤を使っているのか?
などを、気をつけましょう。
美容師さんが使用したスタイリング剤が気に入ったときは、同じスタイリング剤を使うようにすることをおすすめします。
その中でも、スタイリング剤はしっかりチェックしましょう。
なぜなら、スタイリング剤だけで髪型の印象を大きく変えることができるからです。
スタイリング剤を使用した日々のお手入れなどの相談も、専門知識のある担当美容師に相談してみると良いと思います。
理想のボブにしたいときは、担当美容師を付けよう
自分の悩みを解決しながら、似合わせが難しい丸顔に似合う髪型ボブカットを挑戦したい時は、担当美容師を見るけることが一番の解決策です。
今回ご紹介した通り、ボブの髪型はとても種類が多いです。
そして、ご自身の体の特徴や、日々の癖などからバランスを調整していくことが重要となります。
不思議なことではありますが、髪を切ることが日常を過ごす上で周囲からの反応を最も受けやすいことも事実です。
例えば…
「あら、髪切ったの?少しの差なんだろうけど形が変わってイイ感じだね!」
と、たった一言をもらえた時の嬉しさ。
「どこの美容室に行ったの?」
と、周囲の人に興味を持ってもらえたら、会話も増えて楽しくなります。
お客様と美容師のコミュニケーションが取れていると、明るい日々を過ごせるようになるかもしれません。
せっかくお客様として美容院に行くのですから、美容師への伝え方をしっかり準備して、カウンセリングという打ち合わせをしっかりしながら人間関係を築き、今まで発見できなかった自分に出会えるチャンスを掴みましょう。
理想のボブを再現してくれる美容師の探し方
本記事で解説した内容をぜひ実践してほしいと思っていますが、それ以前に大事なことがあります。
それは、担当美容師さんが「お客様の理想を叶えてくれるか?」と言うこと。
自分の理想を伝えることも大事ですが、自分の理想を叶えてくれる技術がある美容師さんを見つけだすことも大事です。
その他、カットに関して分からないこと、髪のお悩みがございましたら、SENJYUチームになんでもご相談下さい。
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