2023/04/15
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
カラーを失敗されました?
色ムラ、暗く染まった、髪が緑色になったなど
カラー失敗の種類は様々です。
実は、失敗別で対処法が異なり、適切な対処をしないと綺麗に直すことができません。
さらに、間違った対処をすると事態悪化を招く可能性もあるのです。
カラー失敗を一刻も早く直したいです!
では今回、年間3500人のヘアカラーを担当するSENJYUチームが、メンズカラー失敗の原因と対処法を詳しく解説します。
メンズカラー7つの失敗例&原因とは?
ここでは、メンズカラーによくある失敗例と、失敗原因を詳しく解説します。
暗く染まりすぎた
自分が思っていた以上に暗い髪色に染まってしまうカラー失敗例。
黒染め、髪色戻しをする際によくある失敗です。
真っ黒に染まってしまった場合、ブリーチをしても綺麗に色が落ちない可能性があります。
暗く染まりすぎる失敗例は、濃い染料を入れすぎた剤選定のミスで発生します。
また、薬剤の放置時間が長すぎたことで濃く染まりすぎてしまうケースもあります。
髪のことを考えると「自然に色落ちするまで待つ」のがベストと言えますが、髪色によって明るくなるまで数ヶ月以上かかる場合もあります。
早急に明るくするならば、ブリーチ&ライトナーを使って髪を明るくします。
しかし、ブリーチ&ライトナーは薬剤を使用するため髪にダメージがあります。
SENJYUチームは、ダメージゼロでカラーを落とす「黒染め落とし」をメニュー化しています。
ブリーチやライトナーは使用しません。
明るくなりすぎた
自分が思っていた以上に明るい髪色になってしまう失敗例。
ベースカラー(元の髪色)が脱色されている状態なので、カラーを被せてもすぐ色落ちしてしまう可能性があります。
カラー剤のパワーが強すぎたことによる、薬剤選定のミスが原因です。
また、お客様と美容師さんのイメージが一致しなかった「イメージ違い」も失敗原因の1つです。
暗いカラーを被せてお客様が本来求めていた髪色にします。
しかし、元の髪色を削ってしまうと色落ちが早くなるので、希望よりやや暗めのカラーを被せた方が良い場合もあります。
SENJYUチームは色落ちリスクの低いダメージレスカラーでお直しを行います。
色ムラになった
しっかり染まった部分、染まっていない部分が発生する失敗例。
ハイトーン(明るい髪)ほど色ムラは発生しやすい傾向があります。
カラー剤の塗りムラが原因で発生します。
後頭部や後ろ髪の内側など、塗るのが難しい箇所は色ムラになりやすい傾向があります。
色ムラの直し方は主に2つあります。
- 暗い髪色に合わせて、明るい髪を暗く染める
- 明るい髪色に合わせて、暗い部分の髪を明るくする
これ以上髪色を明るくしたくない方は、暗い髪色に合わせて髪を染めます。しかし、ベースが色ムラの状態なので色落ちすると元の戻ってしまいます。
暗い部分の髪を明るくすれば、色ムラの根本を直すことが可能です。色落ちしても元に戻ることはありません。ただ、これ以上髪色を明るくしたくない方には向いていません。
逆プリンになった
逆プリンとは、根元のトップの髪だけ明るくなるカラー失敗例。
ハイトーン(明るい髪)ほど逆プリンが目立ちやすい傾向があります。
まず、頭皮近くの髪は頭皮の体温の影響を受けやすい箇所です。
そして、カラー剤は温度が上がるほど発色が強くなる特徴があります。
根元〜毛先にカラー剤を塗った際、体温の影響を受けやすい頭皮近くカラー剤だけ発色が良くなり、根元だけ明るい「逆プリン」になってしまうのです。
逆プリンを防ぐには、頭皮近くの髪だけ時間差で塗り分けを行い、カラー剤の発色をコントロールします。
しかし、塗り分けがしっかりできていないと逆プリンになりやすいので、カラー剤の塗り分けに問題があったと言えます。
逆プリンの直し方は主に2つあります。
まず、明るくなったトップを中間以降の髪色に合わせて暗く染める方法。
そして、トップの明るい部分に合わせて中間以降も明るく染める方法です。
髪が緑色になった
髪が緑色になる失敗例は近年急増しています。
カラー当日は綺麗に染まっても、色落ちすることで徐々に髪が緑色になって行くケースが多いです。
ブルーorアッシュなど寒色系カラーほど、色落ちで髪が緑色になりやすい特徴があります。
元の髪色がブリーチをした金髪(黄色)のところに寒色系カラー(青色ベース)を被せると
「黄色+青色=緑色」の要領で髪が緑色になります。
カラー当日は青色の染料が強いので、緑色になることはありませんが、色落ちで青色の染料が落ちていくと徐々に緑色になっていきます。
色落ちを計算に入れた補色ができていないことが失敗の原因と言えます。
髪が緑色になる原因は髪内部に残留したカラー色素にあります。
そのため、ブリーチやライトナーで残留カラー色素を落とせば緑色の髪を落とすことができます。
しかし、ブリーチやライトナーは髪へのダメージがあるため、髪が強く傷んでいる場合は落とせない場合があります。
髪が強く傷んでいる場合は、髪へのダメージゼロの「SENJYUチームのカラー落とし」が効果的です。
髪がチリチリに傷んだ
ブリーチやハイライトをしたことで髪がチリチリに傷んでしまう失敗例。
通常のヘアカラーだけで髪がチリチリに傷むことは少ないので、ブリーチ&ハイライトを行うダブルカラーによくある失敗です。
チリチリのダメージを放置すると枝毛、切れ毛になってしまう可能性があるので早急に対処する必要があります。
使用するカラー薬剤のパワーが強すぎた、薬剤選定のミスが主な原因です。
また、カラー色素が髪内部に残留することで発生するアフターダメージで髪がチリチリに傷んでしまうケースもあります。
トリートメントでダメージケアを行います。
ビビリ毛になるほどの強いダメージには、酸熱トリートメントが効果的です。
ビビリ毛になるほどの強いダメージには「酸熱トリートメント」が効果的です。
イメージ違い
自分が理想としていた髪色とは異なる仕上がりになった、好みの髪色にならなかったなど
ヘアカラーにおけるイメージ違いはよくある失敗例です。
イメージ違いは「最終的にお客様どう思っているか?」が大事になります。
もし、美容師さんが良いと思っていても、お客様が良いと思っていなければ、カラーは成功したとは言えません。
つまり、どんな綺麗な髪色に染まっても、お客様のイメージにならなかった時点で「失敗された」と言うことなのです。
ヘアカラーは綺麗に染めるのはもちろん「お客様のイメージを再現」することで初めて成功と言えるのです。
確かに、美容師さんが良いと言っても、自分の感情とは無関係ですからね。
美容師さんがお客様が理想とする髪色のイメージを上手く引き出せなかった、美容師さんのカウンセリング不足が失敗原因です。
また、担当美容師さんがお客様のイメージを再現できる技術がなかった「技術不足」も失敗原因の1つです。
イメージとかけ離れている場合は、一度カラーを落として染め直しを行います。
即日カラーを落とす場合はブリーチ&ライトナーを使用しますが、髪にダメージがあるので注意が必要です。
SENJYUチームのカラー失敗直しとは?
SENJYUチームはカラー失敗直しを得意にしている美容師です。
今回ご紹介した7つのカラー失敗全て対応可能です。
他店のカラー失敗はもちろん「セルフカラー失敗」も対応可能です。
失敗の種類は選びません。
カラー失敗別のお直しBefore・Afterをまとめた記事もあるのでぜひご覧下さい。
SENJYUチームは「失敗直し」に特化したメニューを提供しているので、失敗された状態を元に戻すことを優先的に行います。
例として、髪にダメージがある場合はダメージケアを優先するので、染め直しは当日中にできない場合もあります。
お直しの方法、工程、料金などを知りたい方はお気軽にお問い合わせ下さい。
まとめ
カラーをした後「イメージと違うかも?」と思ったらそれは失敗です。
なぜなら、希望のカラーに染まったら疑問や違和感なんて生まれないからです。
カラー失敗は放置しても直ることはありません。
もし、お客様が望んでいる本当の髪色を再現したいのならば、お直しを行なって再度希望のカラーに染めることをおすすめします。
SENJYUチームはカラー失敗直しを得意にしている美容師です。
市販のカラー&ブリーチ剤を使用した「セルフカラのー失敗」も対応可能です。
希望の髪色に染まらなかった、染め直したいと思ったら、SENJYUチームになんでもご相談下さい。
自分は待てるけど、髪の毛は待ってくれません!
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