2021/08/07
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
結論、サウナは超高温&超乾燥している環境なので、髪や頭皮に負担をかけている可能性が高いです。
- 高温による髪のダメージ
- 熱による髪の乾燥
- 乾燥によって髪が広がる
- 汗で皮脂が流れて頭皮が乾燥する
やっぱサウナって髪に悪いんですね…
あんまりサウナに行かない方がいいのかな?
いえ!結果的には、髪、頭皮、体に良い影響を与えているので、サウナに行くべきだと思います。
日本人全員がサウナに行くべきだと思っているほどサウナはおすすめ!
個人的な意見ですが
今回は月20回サウナに通う美容師「森越道大」が、サウナが髪や頭皮に与える影響とヘアケアを詳しく解説します。
サウナが原因の髪のお悩みは今日で終わり!
目次
サウナが髪や頭皮に悪影響を与える理由
まず、サウナは直接的には髪や頭皮に負担をかけている事実は間違いありません。
なぜ、サウナが髪や頭皮に悪い影響を与えているのか?その理由を1つずつ解説します。
熱によって髪がダメージを受ける
お分かりだと思いますが、温度が高ければ高いほど髪への負担も大きくなります。
さらに、サウナに慣れている方は1回のサウナに10~12分など、長時間にわたって高温の環境に身を置きます。
そうなると、髪に与えいる負担も大きくなり結果的にダメージも大きくなってしまうのです。
- 40~50℃
- 50~60℃
- 60~80℃
- 80~100℃
- 100℃以上
- 120℃以上
暑さをほとんど感じない低温サウナ。
やや低温のサウナ。
中温のサウナ。
一般的なサウナの温度。
高温のサウナ。
プロ向け?サウナの温度。
実は、サウナの熱は極端に高くなければ髪はそこまでダメージを受けません。
なぜなら、髪が火傷するほど熱かったら、体だって火傷してしまうからです。
そのため、低、中温領域のにある60~80℃の領域のサウナであれば髪への負担はほぼ皆無だと思って下さい。
ダメージが心配な方は、比較的低温、中温のサウナを利用をおすすめします。
超高温&超低湿度の影響で髪が乾燥する
サウナって湯気が立っていて湿度が高いイメージもありますが、実際サウナは超低湿度の環境であり、その湿度は10~20%前後
気象庁がだす乾燥注意報の基準が30%前後なので、サウナはいかに乾燥している環境だと言うことが分かります。
当然ここまで湿度が低いと、髪の乾燥しやすく毛先がパサついてしまいます。
髪の乾燥によってダメージが発生したり、広がりやうねりが悪化することもあります。
もし髪の乾燥が気になる方は、スチーム(温式)サウナの利用をおすすめします。
スチームサウナは、名前の通りスチーム(湯気)によって体を温めて発汗を促すサウナで、湿度80~90%とかなり高く、温度は50度前後と低め。
高湿度、低温のサウナなので、髪の乾燥やダメージが心配な方におすすめのサウナと言えます。
しかし、スチームサウナは一般的なサウナ(乾式)でないため、探すのが少し大変かもしれません。
また、普段から一般的なサウナを利用している方には「ちょっと違う」と感じるかも?
汗で皮脂が流れて頭皮が乾燥する
汗を沢山かくことは体に良いことです。
しかし、過度な発汗は頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。
例え、湿度が高い温式サウナでも、過度の汗をかくとサウナ後、頭皮が乾燥してしまいます。
そのため、元々頭皮の乾燥を気にしている方は、長時間サウナの利用は避けた方が良いかもしれません。
また、頭皮の乾燥を防ぐために、サウナ後は頭皮の保湿をしっかり行いましょう。
カラーが色落ちする
- ダメージや乾燥や色落ちする
- 高温になると色落ちしやすい
- 髪が濡れていると色落ちしやすい
- 高温のミストサウナは特に色落ちしやすい
サウナによって髪のダメージや乾燥が進行すると、髪内部のカラー色素を閉じ込めることが難しくなり、色落ちが進行してしまう可能性があります。
髪は温度が上がるほど膨張する性質があり、髪が膨張するとキューティクルの隙間も大きくなります。その結果、髪内部のカラー色素も流出しやすくなってしまうのです。
サウナ自体は乾燥していますが、サウナを利用する際はシャワーや汗によって髪が濡れている場合が多く、髪が濡れている状態だと色落ちやすくなってしまいます。
ミストサウナは50度前後が基本ですが、たまに乾式サウナ並みに高温のミストサウナもあります。超高湿度&超高温化の環境だと、乾式サウナ以上に色落ちしやすい環境になってしまいます。
以上のようにサウナは非常に色落ちしやすい環境なので、カラーをした直後のサウナの利用はおすすめできません。
カラー後、2~3日開けてサウナを利用、または色落ちに備えて暗めに入れるなど工夫をしましょう。
このサウナの色落ちを逆手にとって、暗く入りすぎたカラーを落とすこともできるかもしれません。
普段からサウナに行く習慣があり、たまたまカラーを落としたいと思ったときはサウナで色落ちさせる方法のもありです。
しかし、カラー色素が床に垂れたりすると他のお客様に迷惑がかかるので、タオルターバンをしたり、ふき取り用のタオルを1枚持っていくなどエチケットも忘れずに。
パーマ、縮毛矯正などの効果が無くなる
美容師さんから「〇〇をした当日はお風呂を控えて下さい」って聞いたことありませんか?
これは、シャンプー以外にも髪を濡らす行為、湿度の高い環境に髪を置くことで、美容院で行った技術の効果が落ちてしまう可能性があるからです。
そのため、美容院に行った後のサウナは2~3日ほど期間を空けて利用しましょう。
サウナの熱から髪&頭皮を守る方法
ここまで、サウナが髪や頭皮に良くない影響を及ぼすことを解説しました。
しかし、事前の対策と、サウナ後のヘアケアをしっかり行えば、サウナの熱や乾燥から髪と頭皮を守ることができます。
サウナ前後のヘアケアを詳しく解説した記事があるので、ぜひご覧ください。
サウナの熱から髪&頭皮を守るシャンプー
施設内のシャンプーはあまり髪に良くない…
そう感じている方はぜひ、自前のシャンプー&トリートメントを使用しましょう。
普段利用しているシャンプー&トリートメントでも良いのですが、ここではSENJYU森越チームイチオシ、サウナに向いているシャンプー&トリートメントをご紹介します。
イリュージョニストシャンプーはサウナのお供におすすめ!
最終的にサウナは髪と頭皮に良い影響がある
サウナは髪、頭皮、体に良いことが沢山あります!
サウナによる最終的なリターンは大きく、最初に解説したデメリットを一気に払拭できるほど!
では実際、サウナがどれだけ髪や頭皮に良い影響を与えるのか?詳しく解説していきます。
発汗による代謝の向上
サウナを利用すると、発汗によって体内の老廃物が除去されることで代謝が良くなり、美肌効果が期待できます。
頭皮の血行促進効果
サウナを利用すると、全身の血行が良くなるので頭皮の血流も良くなります。
頭皮の血流が良くなると、抜け毛、薄毛予防になる他、生えてくる髪質も良くなるので美髪効果も期待できます。
汗が毛穴の皮脂や汚れを洗い流す
毛穴奥深くに滞っている皮脂や汚れは簡単に落とせませんが、サウナによって大量の汗をかくと毛穴が洗浄されます。
頭皮の毛穴が綺麗になれば髪が生成されやすい環境になり、肌の毛穴が綺麗になれば黒ずみが無くなります。
また、発汗によって血流の毒素も体外にでていくと言われています。
サウナのメリットまとめ
- 大量の発汗で代謝が良くなる
- 毛穴が洗浄される
- 髪が生成されやすくなる
- 自律神経が整う
- ストレス解消効果
- 良質な睡眠を促す
以上のようにサウナは髪、頭皮、体に良いことが沢山あります。
だからこそ、事前のヘアケアと、サウナ後のヘアケアをしっかり行ってから利用してほしいのです。
以下の記事は、中盤からサウナ前後のヘアケアを詳しく解説しています。
サウナに通っている方は必見の内容になっています。
まとめ
- 年間5000人担当
- 月間売上1300万円以上
↑この経歴を達成できた理由の1つがサウナです!
そんな馬鹿な?って感じる人もいますがこれは事実!
サウナは髪、頭皮、体だけでなく「心」も整えて、仕事のモチベーションをあげる効果が間違いなくあります。
- 最近仕事疲れが溜まっている
- ストレスが多い
- 睡眠が浅い気がする
- 癒されたい
ぜひ、サウナを利用しましょう!
上記のお悩みが一気に解消されるかも??
★サウナは「人間」を素晴らしくします!
サウナは正しい利用をしないと、健康を害する可能性があります。
初めてサウナに行く方は、正しい利用方法を事前にネットなどで調べてからの通いましょう。
SENJYU森越チームはサウナの専門家ではないので、サウナの利用方法に関しては解説できませんのでご了承ください。
ラインよりお問い合わせください☺
毎日沢山の方からご連絡頂いているため
混雑時は返信が遅れますのでご了解ください
ご相談はお気軽に
カウンセリングでのご来店可能^^