2022/05/01
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
白髪染めを何年も続けていると「終わりが見えない」「これ以上続けるのは辛い」
そろそろ「白髪染めをやめたい」と思う方もいるはず。
しかし、どうやって白髪染めをやめれば良いのか?やめた後どうすれば良いのか?気になりますよね。
実は、違和感なく白髪染めをやめるのは難しいのです。
勇気をだして白髪染めをやめたのに
- 違和感のある髪色になった
- けど、対策が分からない
- 結局、白髪染めに戻る…
↑安易な気持ちで白髪染めをやめると後悔するかも?
近年話題の「脱白髪染め」も人を選ぶメニューなので誰でもできるものではありません。
今回、年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが「白髪染めをやめたい」方のためにこの記事を書かせて頂きました。
- 白髪染めをやめる年齢とタイミング
- 白髪染めをやめるとどうなるか?
- 白髪染めを違和感なくやめる5つのメニュー
- グレイヘア(全頭白髪)に移行する際の注意点
- 白髪染めが時代遅れと言われる理由
目次
白髪染めをやめる年齢とタイミング
60代が一番白髪染めをやめる方が多い年代だと思います。
単純に「白髪が増える年代」と言うのも理由ですが、
60代は白髪率50%を超える人も多く「白髪と向き合おう」と考える方がいるからです。
また、65歳の定年で仕事を引退するタイミングで白髪染めをやめる人もいます。
50代以降のお客様だと、白髪染めを「やめようか悩んでいる」方が本当に多いと思います。
やめたいと思ったときが「白髪染めをやめる」タイミングです。
なぜなら「やめたい」と思っている白髪染めを無理に続ける必要はないからです。
でも、白髪染めってどうやってやめるの?
白髪染めをやめたらどうする?
白髪染めをやめた後の選択肢は2つあります。
- 「脱白髪染め」で違和感なく白髪染めをやめる
- グレイヘア(全頭白髪)で白髪と向き合う
↑グレイヘア(全頭白髪)はちょっと抵抗がある?
40、50代でグレイヘアは早いかな??
そんな方のために「白髪染めを違和感なくやめる方法」をご紹介します。
白髪染めを違和感なくやめる5つの方法
グレイヘアに抵抗がある方は「脱白髪染め」をご紹介します。
グレイヘアに移行する前のワンクッションとしても「脱白髪染め」はおすすめです。
なるほど、脱白髪染めってどんなメニューなんですか?
おしゃれ染めでやめる
SENJYUチーム一押しの脱白髪染めは「おしゃれ染め」で段階的に白髪を染める方法です。
SENJYUチームが扱うカラー剤はおしゃれ染めでも白髪を染めることが可能です。
白髪染めと違ってパワーが弱めなので、髪と頭皮を傷めるリスクが低め。
しかし、従来の白髪染めほどしっかり染まらないので、白髪をしっかり染める場合は2〜3回行う必要があります。
1〜2回目は白髪をぼかす感覚で行います。
- 髪と頭皮にやさしい
- カラーバリエーションが豊富
- 明るい髪色にできる
- 白髪率を気にする必要がない
- 従来の白髪染めほどしっかり染まらない
- 根元までしっかり染まらない
- 白髪をぼかすには数回行う必要がある
ヘアマニキュアでやめる
ヘアマニキュアのメリットはなんと言っても「髪と頭皮が傷まない」こと。
髪が傷まないだけでなく、髪表面をコーティングするので仕上がりは髪にハリ、コシがでます。
ヘアマニキュアはアレルギーリスクが皆無なので、肌が弱い方でも安心して行えます。
しかし、通常のカラーと違ってカラーバリエーションが少なく、元の髪も明るくできません。
また、色落ちが早く、染めた直後は衣服やタオルに色が移りやすいので注意が必要です。
- おしゃれ染めより髪と頭皮にやさしい
- アレルギーリスクが皆無
- 髪にハリ、コシがでる
- 根元がしっかり染まらない
- 色落ちが早い
- 元の髪より明るくできない
- 白い衣服、タオルに色が移りやすい
ハイライトでやめる
白髪ぼかしハイライトは「脱白髪染め」の代表格と言えるメニューです。
白髪の部分にハイライトを入れることで、白髪と黒髪の境界線をぼかすことができます。
「脱白髪染め」の代表格と言える白髪ぼかしハイライトですが、デメリット多いので注意が必要です。
特に、エイジング毛と相性が非常に悪く、ダメージでハイライトの部分がちぎれてしまう失敗例もあります。
白髪が多すぎない、少なすぎない白髪率20〜30%の方に最も効果的です。
- 根元が伸びても白髪が目立たない
- おしゃれ感が強く、カラーを楽しめる
- 結んでもおしゃれに見える
- エイジング毛に行うと髪がチリチリになる
- お手入れが大変
- 難易度が高く失敗事例がある
全体ブリーチでやめる
全体ブリーチで明るくすると、白髪と黒髪のコントラストが無くなるので白髪が目立たなくなります。
明るさによって「白髪が消えた」と思うほどの白髪ぼかしの効果があります。
しかし、派手な髪色になりやすく、髪色に規制がある職場だと不可能なメニューです。
白髪率が60%を超える方に全体ブリーチはおすすめです。
白髪率が低い方が全体ブリーチをすると、根元のプリンが目立ってしまうのでおすすめできません。
- 白髪が消えたと思うほど白髪が目立たない
- 白髪率が高い方ほど白髪ぼかし効果がある
- オンカラーでカラーを楽しむことができる
- 髪を傷めるリスクが非常に高い
- お手入れが大変
- 難易度が高く失敗事例がある
グラデーションカラーでやめる
グラデーションカラーで、毛先だけ明るくすると目線が毛先に集中するので、白髪が目立たなくなります。
おしゃれ感が強いので、髪色に規制がある職場だと厳しいです。
白髪の割合が少ない白髪率10〜20%の方に最も効果的です。
白髪率50%を超えると効果が低いです。
- 根元の白髪を気にする必要がない
- おしゃれ感が強くカラーを楽しめる
- 白髪率が高いと効果が低い
- お手入れが大変
白髪染めをやめてグレイヘア(全頭白髪)に移行
白髪染めを完全にやめてグレイヘア(全頭白髪)にしたいけど…
グレイヘアにする際、心配なことがあると思います。
例として
- 生え変わるまでどれぐらいかかるのか?
- 移行するまで「途中経過」をどうするか?
- グレイヘアのヘアケアってあるの?
途中経過はもちろん、その後のことが最も気がかり
ここからは、違和感なくグレイヘアに移行する方法と注意点を解説します。
白髪に移行中はカラーでぼかす
白髪染めをやめれば、当然根元の髪はどんどん伸びていきます。
放っておくと「根元だけ白髪のプリン」になってしまうので、なんらかの対策をしないといけません。。
移行中、白髪のプリンは「白髪ぼかしカラー」で対処しましょう。
- 1回目のカラー
- 2回目のカラー
- 3回目のカラー
「白髪染めが多め」「おしゃれ染めが少なめ」で染めます。白髪染めが多いのでやや濃く染まりますが境界線がぼやけます。
「白髪染め」「おしゃれ染め」1対1の割合で染めます。ぼかした境界線をさらにぼかします。
「白髪染めが少なめ」「おしゃれ染めが多め」で染めます。白髪と黒髪の境界線がぼやけて綺麗なグラデーションになります。
↑「ぼかしカラー」を行うことでプリンの心配なくグレイヘアにチェンジできるのです。
なるほど、あの白髪が完全に生え変わるまでどれぐらい待てば良いのですか?
- ショートヘアまで1.5~2年
- ボブヘアまで2.5~3年
- ミディアムまで3~3.5年
↑個人差はありますがぜひ参考にして下さい。
うーん、2〜3年待つのは辛いです?
そんなときは、ショートスタイルにカットしてませんか?
ベリーショートにスタイルチェンジ
ベリーショートであれば、1年ほどでグレイヘアにすることが可能です。
中途半端に白髪を残すより、1回ショートにしてから伸ばすのもありですよね!
その通り!ショートから綺麗に髪を伸ばす方法もあります。
移行後は、白髪の黄ばみ対策
白髪は「黄ばみ」が発生しやすいので注意しましょう。
白いシャツが期間と共に黄ばんでくるのと同じで、白髪も黄ばみが発生します。
白髪の黄ばみはワイシャツの襟にできる黄ばみと同じ色味なので、見栄えが非常に悪いです。
グレイヘア(全頭白髪)を達成した後も、黄ばみ対策をしないと黄ばみで悩むことになってしまいます。
白髪の黄ばみを直す方法は2つあります。
- 黄ばみを直すヘアカラーをする
- ムラサキシャンプーを使う
黄ばみ(黄色)の反対色である紫or青のカラーを入れると黄ばみを消すことができます。
紫色のカラー色素が入ったムラサキシャンプーは白髪の黄ばみを抑える効果があります。しかし、シャンプーだけでは綺麗に黄ばみが消えない場合があります。
白髪染めをやめる人が続出している?
近年「白髪染めをやめたい」方は増えています。
なぜですか?
- 「脱白髪染め」の流行
- おしゃれ染めでも白髪が染まるようになった
- 白髪染めのデメリットに気づく人が増えた
↑SENJYUチームの意見ですが
もはや「白髪対策=白髪染め」は過去の話なのです。
白髪染めは時代遅れ?
白髪染めって時代遅れなんですか?
「白髪染めとおしゃれ染めの違いが無くなりつつある」ので、白髪染めはいつかなくなると思います。
そもそも、白髪染めが存在する理由は、おしゃれ染め(ファッションカラー)だけでは白髪が染まらないので、白髪染めが誕生した訳です。
しかし、近年はカラー剤が進化でおしゃれ染めでも白髪が染まるようになったので、白髪染めの存在意義が薄れてきました。
- 普通にカラーをするときは「おしゃれ染め」
- 「おしゃれ染め」でも白髪が染まる
↑近い内こうなるかと?
結果「白髪染め」と「おしゃれ染め」を区別する必要がなくなるので、白髪染めが時代遅れと言われる様になったのです。
やはり、おしゃれ染めだけだと白髪染めほどしっかり白髪は染まりません。
白髪染めとおしゃれ染めの境界線が完全に無くなっている訳ではないのです。
まとめ
やめたいと思っているのに我慢して白髪染めを続けるには辛いと思います。
やめた後のことが心配だと思いますが、SENJYUチームはお客様の理想に合わせて、 違和感なく白髪染めをやめることのできるメニューの提案をしています。
白髪染めをやめたい、やめた後のことに関して気になることがあればSENJYUチームになんでもご相談下さい。
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毎日沢山の方からご連絡頂いているため
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ご相談はお気軽に♪♪