2022/11/16
この記事を書いた人
SENJYUプロフェッショナルチーム
「店舗を持たない美容室」をコンセプトに、特定の店舗に所属しない美容師たちが集まり、全国で活動しているプロフェッショナルチーム。
ヘアカット・ヘアケア・縮毛矯正などの悩みを抱える女性たちを中心に、年間5,000人以上のお客様のヘアスタイルを担当。
『あなた以上に、あなたの髪を想う』をスローガンとして、様々なプロジェクトに取り組む。
縮毛矯正って失敗するってイメージ強くないですか?
私の友達もこの間失敗した〜って言ってました。。。
縮毛矯正ってなんでダメージするの?とか疑問に思いますよね。。。
髪の毛の疑問は縮毛矯正年間1000人担当美容師、SENJYUチームがお答えしますね!!
本記事は縮毛矯正の仕組みからダメージする原因を解説していきます。
それを通じてダメージさせないためには?について解説します。
目次
縮毛矯正は美容師選びが重要
縮毛矯正が失敗しないために必要なことは、失敗する美容師さんを選ばないことです。
状態や髪質を適切に判断する技術や経験により仕上がりが大きく変わるからです。
これから縮毛矯正の仕組みについて解説していきますが、少し難しいこともお伝えします。
そんな難しいことを理解して施術してる美容師さんか?という視点で選ぶという前提で見て頂きたいと思います。
縮毛矯正の仕組み
少し難しい話になりますが、縮毛矯正は結合を外して形を正した状態で再結合するという事ではありますが
難しいです。。。
結局どういうことですか?
そう思われても仕方ないと思います。
なので図も分かりやすいもので解説していきますね!
まずは髪の毛の中を構成しているA君とB君がいます。
AとBの配置の順やバランスによって癖毛なのか直毛なのかを判断できるようになります。
均等に分散してる状態が直毛になり、偏りがあると癖毛になります。
ここで縮毛矯正をすることで配置を均等に持っていくことで直毛と同様の状態にすることを目的にしてます。
そこで施術によって失敗するとシャキーンとなったり、傷んだと感じるわけです。
まず縮毛矯正でダメージするタイミングは薬剤とアイロンの大きく2つありますので解説しますね!
縮毛矯正は薬剤とアイロンで100点を狙う施術なので、両者のバランスでダメージが決まります。
薬剤でダメージする場合
この薬剤がダメということは無くて、「その髪に対して」強いということが原因です。
- 髪がダメージしているかどうか?
- キューティクルの状態はどうなのか?
このようなことを観察して最適な薬剤を選んでいきます。
薬剤の種類でも傷ませやすいものも存在していてそこの知識もある程度必要になってきます。
お肉で例えるとダイエットにはささみが適してるように、縮毛矯正でも原料でこれが優しいというものがあるくらいです。
薬剤の選び方で仕事のやり方が変わります!!
アイロンでダメージする場合
アイロン技術もダメージに直結します。
プレートのプレス圧や熱を当てる時間など感覚の部分が多いですが、薬剤に対してアイロンの負担が大きいと過剰なダメージに発展するので要注意です。
薬剤で70点でアイロン30点で良いところを70点くらい頑張るようなものです!
合計で140点になるので40点分余計にダメージしてしまうようなものです。
ダメージが大きくなると炭化と呼ばれる髪が白くなる現象に発展しますので注意です。
髪がスカスカになり硬くゴワゴワしてしまいますので注意です!!
縮毛矯正成功に必要な3つのポイント
上記にもあるように薬剤とアイロンがダメージするポイントであることから、そこを改善すると成功に繋がりやすいです。
髪質診断
1番重要なポイントですが、髪質診断は現在地を確認する項目です。
行き先は決まってるけど現在地が分からなければどのルートを進むべきか分からなくなるからです。
髪質診断では、ご来店時の乾いてる時とシャンプーして濡らす時で大きく変わることから随時確認が必要です。
必要であれば、一度シャンプーを行った後に乾かして確認することも必要になってきます。
濡れた時に弾力が無くなってきていると、説明であったようにA、B君が少なくなっている状態に繋がります。
事前にオンラインカウンセリングなど受けておくと良いですね!
薬剤知識
毛髪診断ができたら、使用する薬剤を選んでいくのですが、何となく弱いとか強いとかで選ぶと危ないです。
薬剤によって特性があるので、反応速度が早いとかA君中心に攻撃するなとか把握しておくことが必要です。
これはメーカーによって薬剤の内容が全く変わってくるので注意が要ります。
A社、B社共に弱い薬でも、パワーが全然違うこともあります。
アイロン技術
薬剤によってアイロン操作も変化します。
アイロン操作に関しては、プレス圧が強すぎるのは問題なので、アイロンで引っ張らないようにすると良いです。
お客様目線でいうと髪を引っ張られすぎたり、頭が動きすぎたりすると注意です。
いざ縮毛矯正をする前のカットなどでご来店した際に仕上げでコテやアイロンでスタイリングするときも注意してみておくことをオススメします。
番外編:トリートメント
ここでは、処理剤と呼ばれる施術の途中で行われるトリートメントにも触れていきます。
処理剤はダメージが大きい髪の場合に使うことが多く、保険のようなものです。
薬剤が強すぎないように先に処理剤を入れておくことで薬剤が減力して浸透するのがゆっくりになったりする効果があります。
処理剤も色んな種類があってどれも必要というわけではなくて、あると便利ぐらいなアイテムです。
効果やどんな状態に合わせて使ってくれるのか?など説明してもらいましょう。
施術のやり方によって変化するところなので、使うほど上手いとは限りません
失敗するパターン
よく失敗するパターンとしてシャキーンとなるパターンとジリジリになるパターンがあると思います。
どちらも髪に対して薬剤あるいはアイロン操作が過剰に強いために起こります。
しっかり毛髪診断がなされてないと起こってしまう問題なので、カウンセリングをしっかりしてくれる所で施術しましょう。
場所によってはラインでの相談も行ってくれる所もあるので、試しに相談してみるのもオススメです。
心配なことは何でも聞いてくださいね!!
縮毛矯正は上手い美容師に任せましょう
縮毛矯正を成功させるためには、縮毛矯正に対して精通してる人の元で行うのが良いと思います。
そんな人分からないよと思う方の為に、縮毛矯正とは?というところからお伝えさせていただきました。
少し知識があると、この人はちゃんと説明してくれるかどうか判断できる基準になります!
とにかく第一に相談してみて親身になって伝えてくれるかどうかを確認してみる必要があります。
良いスタイリストを見つける方法はこちらの記事をご覧ください。
Instagramも艶髪ブームで色んな方が発信されてる一方で失敗がたくさん起こっているのも耳にします。
スタイリストはもちろんですが、お客様も少し知識を入れておくことで避けれることもあると思いますので、情報に振り回されないようにしましょう。
またラインでも随時ご相談を受け付けてますので、ダメージ気になるけど施術は何したら良いのか??と気になる方はお気軽にご連絡ください。
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